カテゴリー別アーカイブ: スポートルート

ゴールデンスラブ

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連休後半の初日はまたしても安山岩。家族総出で榛名黒岩。

往きに「みさと芝桜公園」に立ち寄るがピークを完全に過ぎており、まばらな芝桜を眺めながらソフトクリームを食べる。早々に黒岩へと移動するのだった。

 
IMGP1948[長男・次男のテンプレのような写真]

 

練習岩

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麓では青空が見えていたが、黒岩に上がるにしたがってお天気はどんよりアンニュイ。なにやら湿度も高く感じる。極め付けは壁からの染み出し。「キメイラ」が染みてないことを祈りながら練習岩でトップロープ。

多分一年ぶりくらいにキッズがトップロープ。二人とも楽しかった様子。その後二人は秘密基地作りへと消えていくのであった。

 

IMGP1997[本日の力作]

 

掃除と開拓

そして今日の本命に取り付く。とはいえまずは掃除とドローセットから。同時に前回やや強引なトラバースとなった部分をより自然な右上ラインへと修正する。回収用ビナから上部は汚れが酷い。丁寧に掃除しながらホールドもしっかり確認しておく。テキトーだと間違いなく落とされるだろう。

そして上部。右カンテに一切体を出さない方法を探るが結局ワンポイントだけ右に出たのち左に戻ってきて直登に落ち着いた。

ロワーダウンしてくると上部で落とした土埃が中間部のホールドに積もっていた。もちろん再度お掃除。

レストがてらキッズボルダー開拓に混じる。ロクでもないムーブを提案すると「お父さんは黙ってて!」的なことを言われたのでスゴスゴと退散。

 
IMGP2018[中1には狭い]

 

IMG_5074[小2にはジャスト]

 

キメイラ 5.12a RP

そして繋げトライ2回目。

2クリップ目まで上がって、フットホールドを再確認。呼吸を整えて核心へ入っていく。柔軟性を要求されるムーブから息を吐きながらデッド、クリップをこなしてハイステップで高度を稼ぐ、甘いホールドにガチャっとジャムを効かせてバランシーな寄せ、さらにチクタク、からのハイステップ、そしてようやくクリップホールドへ。

核心を抜けた後もなんどもレストを繰り返しようやく終了点まで。いやー充実した。

 

 
ゴールデンウィークは花崗岩とがっぷり四つの予定だったが、蓋を開けてみると安山岩の割合が高く、しかも成果まで付いてきてしまった。棚からボタ餅な感もあるがゴールデンスラブをがっつりと味わうことができて感無量。

再登者の少なそうなラインだが、もっと登られてよい魅力的なスラブルートだと自信をもってオススメします。

 

テクニカルライン

ここ数ヶ月で急速にスラブ熱が高まったきっかけは、ベースキャンプトーキョーとかロッキーの巨大ボテを使った緩傾斜課題の影響が大きい。

巨大ボテを使った各種ムーブはコンペ向きのテクニックと捉えられがちだが、実際には花崗岩や安山岩のスラブやカンテ、ディエードル、クラックで十分に使える。

例えばマントル、プッシュ、バランシーな立ち込み、全身でのジャムやチョック、フリクションを効かせたホールディングなどなど。

石灰岩や凝灰岩の強傾斜課題では出番の少ないムーブかもしれないが、先に挙げた岩場では不可欠なテクニックだ。

他にもデュアルテクスチャのマイクロアンダーホールドをプッシュして立ち込む、とか思いっきり花崗岩のテラス這い上がりで出てきそうだし。

こういった繊細がゆえに地味と見られがちなムーブやテクニックの楽しさを再確認させてくれたジムには割と本気で感謝している。

太刀岡山三種競技

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連休初日は指皮温存のために安山岩の岩場をセレクト。行き先は太刀岡山。ほんとうは榛名黒岩で「キメイラ 5.12a」を登りたかったんだけどお天気には勝てない。

パーティーはソーメイとワイフとUEchangとワタシの4名構成。チョーナンは部活だ。

 

ヴァレンタイン・イヴ 5.10b/c RP

小山ロックに上がると一番乗り。やや気温が低い。でもって壁も濡れている。とりあえずアップで簡単そうなやつに取り付くがフリクションが悪くスメアが効かない。岩も冷たくてホールドが持てない。でもって濡れてる(二度目)。

結局テンション入れてトップアウト。アップにならないのでリピートしてRPしておく。

 

おさわがせしました 5.11d/12a RP

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UEchangとワイフのビレイを挟んで「おさわがせしました 5.11d/12a」の思い出し便。前回トライしたのはちょうど一年前。初手と核心の強度が高かったのをよく覚えている。

あいかわらず初手が悪いがまあなんとか。そして核心へ。錆び付いたアンカーを見て一年前の記憶が蘇ってくる。ここではあまり落ちたくない。しかしムーブの強度が…と思ってると前回気がつかなかったフットホールドを発見。劇的にムーブが楽になる。

その後は記憶通りのクリップ姿勢からトラバース。上部のマントルも危なげなくこなしてトップアウト。

次のトライで完登できちゃうなーと思ってると核心後のトラバースでまさかのスリップ。ダッセー。次々トライでRP。

一年前はあんなに難しく感じたルートがサクッと登れたことは嬉しかった。フィジカルよりムーブの解析やリードクライミングへの慣れなどテクニック面が向上したように思う。少しはクライミングがうまくなったに違いない。(スリップしたけどな)

 

 

太刀岡山右岩稜 4p目

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大一番が終わったので付近を探索。鋏岩下部のスカイラインに露出感サイコーのボルトラインを発見。大興奮してUEchangとトップ&フォローで登る。調べた感じでは「太刀岡山右岩稜 4p目」かと思う。今度は取り付きからマルチピッチで登りたい。

 

ボルダー開拓

IMG_5017[キッズ課題]

 

右岩稜4P目の裏はルンゼ状となり手頃なボルダーがある。下地は落ち葉で天然のクラッシュパッド。ソーメイ、UEchangと初登大会。7級くらいのスラブ課題を登った。

 
IMG_5031[木漏れ日が美しい]

 

一通り遊んでUEchangの「ハッピーバースデー 5.11a」をビレイ。さすがの強さでスイスイと高度を上げていく。あまりのスムースさに完登を確信したが最後の2,3手で無念のフォール。テラスでもう少し休めば間違いなく登っただろう。実に惜しかったが、こういう戦略性がルートクライミングの面白さだよな。

 

義理チョコ 5.9 MOS

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UEchangがレストしてる間に、NP課題の「義理チョコ 5.9」にトライ。短いがハンドサイズのクラックだ。仕入れたばかりのキャメロットを嬉々としてセットする。

ジャミングで抜けようと足掻くが上部がハンドとフィストの中間くらいでうまく決まらない。結局スラブ面のポッケを使いつつトップアウト。充実したのでもう一回登る。

 

ハッピーバースデー 5.11a 再登

UEchangが2トライ目をきっちりRPしたので、ワークアウトがてらに再登。改めて登ってみていいルートだと再確認。

前回登ったのはなんと3年ぶり。初めてここを訪れた時だ。時間の流れは早い。あの頃はワンデイの中でスポートルートとトラッドルートとボルダー開拓を同時開催しようなんて発想はなかった。そりゃあ、チョーナンも大きくなるわけだ。

鳳来峡デビュー

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つよぽんパイセンにお誘いいただいてMetz先生と鳳来峡デビューしてきました。

東名川崎から3時間ちょっと。意外に近いじゃんホーライ。

 

セーラームーン 5.12b ランジ落ち

つよぽんパイセンが「がみけん君ならうまくいけば一撃。ま、うまくいかなくても2撃かな」と心理攻撃を仕掛けてくるので平静を装ってマスタートライ。

アップのつもりでモカシムでスタートしたが早々に後悔。3クリップ目前後でフォール。

そのままムーブを探って前腕がパンパンになりながらも最終クリップまで到達。さて、どーすんだと辺りを見渡す。

ずいぶん上の方にガバ棚らしきエッジが見える。往きの車でランジがどうとか言ってたのはこれのことかと納得するが、てっきり核心は終わってるもんだと勘違いしてたのは内緒。

ランジ体制を作るがホールドが悪くて飛びづらい。なんやかんや調整して無理やり抜ける。

2トライ目はムーブ探りのつもりだが一応RP狙い。当然、そんなイージーなわけはなく3クリップ目を調整してテンテンでランジまで。相変わらずホールドが悪いができるだけ脱力してフンワリランジ。ふわり夢気分に止まる。

何度か飛んで感触をつかむ。「これ、いけるかもなー」と思ったのが甘かった。

つよぽんパイセンのランナウトがボールドな「マジカルライン5.12b」をガンバしたり、Metz先生の美しいムーブに感嘆したりして3トライ目。

追い込まれながらも割とスムースにランジに入って、ハイふんわり。

距離は十分だったが凹凸を捉えられずフォール。非常に惜しかった。だが本当の過ちはここで今一度ホールドをよく見なかったことだった。4トライ目、いやというほど思い知ることとなる。

 

インカットガバは右

再びレスト。つよぽんパイセンが一気に洗練させて「マジカルライン」にあと二手と迫り、Metz先生がしっかりと「セーラームーン」をRPするのを見届けてヨレヨレの4トライ目。

ややムーブを間違えたがランジ直下に入り、苦しいランジを放つ。だが無情にも左手はホールドを保持できなかった。

しばらくブラブラとぶら下がった後、ランジで抜ける。そして止まらなかったガバ棚を改めてしっかりと観察した。そこにはフンワリとキャッチしていた膨らみの右横に大きくえぐれたインカットガバがあった。

 

反省

日曜の疲労が肩まわりと指皮に残っていたことや、最近この手の課題とご無沙汰だったことなど、ネガティブな要因はあれど今回のパーティと岩のコンディションからすると登れたはずの一本だった。

2トライ目の好感触なランジに固執してしまいホールドをよく観察しなかったのが最大の敗因。インカットガバへランジしていれば止まった可能性は高い。

最近ムーブのバラシや最適化はあまり深追いせず、可能な限り未知の部分を残して登りたいと思っている。できればハングドッグに頼ることなくグラウンドアップに近い形で登りたい。そんな思いからビクトリーホールドを触り倒すことはしなかった。

だがビクトリーホールドを触らずとも、しっかりと観察すればムーブやホールディングをイメージすることができたはずだ。今回は端的に言ってサボったつーか手抜きをしちゃったんだな。

もっと気持ちを入れて一本一本に取り組みたいと思いました。

しかし鳳来、次はいつ行けるんだろうか…

黒岩初上陸

kimera

 

初上陸の岩場で、初めて目にするルートを、グレードにはあまりこだわらずに、できるだけ多く登りたいなーってことで榛名山は黒岩に行った。

関越道でパラパラと小雨が降ってきたが、現場に降雨の形跡はなし。けどちょっと寒い。

軽くストレッチを入れながらパッキングを確認してアプローチ開始。最近、アップやストレッチはベース設営やギアの準備など諸々の作業と並行しながら行なっている。

最後に仕上げとして大きくスタティックストレッチもするんだけど、その手前で筋温あげたり可動域をほぐしておくとなんつーか「話が早い」感じだ。

 

夏子 5.8 MOS

まずは簡単なやつから。

核心部でワイフでも届くムーブをごにょごにょと探る。イマイチしっくりこないがとりあえず抜ける。ちなみにワイフはデッドで抜けておりました。

ま、そうなるよな。

 

柿ドロボー 5.10b MOS

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続いて二つ星の立体的なルートをセレクト。中間部の「くの字」にえぐられた変則的なテラスにワクワクする。

実際にはテラスというには傾斜がありすぎるため、入り込むことはなくフェイス面を直上する。上部がやや悪く感じたが、悩むと良くないと思い一気に抜ける。

変化に富む好ルートだった。

 

黒岩老眼鏡 5.10c MOS

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こちらも二つ星だが、うってかわってデリケートな印象のスラブ。

核心まではイージーで、そこからは予想どおりホールドが乏しい。しかも砂っぽい。

あまり登られていないんじゃね?

 

スノードロップ 5.11a MOS

そろそろギアを上げてくぜってことでスッパリしたフェイス。こういう安山岩ルートを登るは久しぶりな気がする。

入念にオブザベーションして取り付く。着実に高度をあげて無事終了点…と思いきや、終了点付近が砂まみれ。

冷静に対処して完登。

 

キメイラ 5.12a トップアウト

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ちょうど昼ごろになったので軽く腹ごなしして南壁上部へ偵察。

イマイチ興味が湧かなかったスラビーなキメイラは実物を目にすると俄然モチベーションアップ。

ロープスケールで25mくらいだろうか。ホールドの乏しいスラブフェイスをテクニカルなムーブで謎解きをするように抜けていく、そんな状況が目に浮かぶ。

とりあえずマスターで取り付く。1クリップ目からやや遠い。痺れるクライミングになりそうな予感が漂う。

左カンテも使い2,3クリップ目まで進むとホールドが見当たらない。登攀ラインは右上気味だが出だしのトラバースムーブから解決困難。カンテと行きつ戻りつを繰り返し、遂にトラバースに成功。

と思ったけど、次の手も足も悪くてそこでフォール。さすがは5.12aのスラブ。

その後、目を皿のようにしてホールドを探し、足をあげたり下げたり、カチやらピンチやらプッシュやら、チクタクまで出てきてなんとか核心を突破。

ほっと一息をつくが、そっから先は砂まみれに加えオールアンカー。相当登られてないと見える。

掃除しながら野性味溢れるスラブをジリジリと抜け最後はランナウトでトップアウト。予感は正しかった。

2トライ目は首尾よくトラバースをこなし、ビクトリーカチに手を伸ばそうとしたが「あれ、ここのムーブどうでしたっけ」とワイフに尋ねながらフォール。足位置のツメが甘かったようです。

しかしこのテクニカルなスラブは実に面白い。ムーブを忘れないうちにもう一度トライしないとね。

 

つる 5.11b トップアウト

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キメイラを探っていると雨がパラついてきたが、もう一本登りたいってことで薄かぶりの前傾カンテにトライ。

こいつも1クリップ目が高い。しかもバランスが悪くてドキドキのクリップ。なんとか抜けるがヨレとヌメリであっさりテンション。とりあえずトップアウトして回収。

コンディションを考慮して慎重にルートを選ぶべきだった。もったいないトライをしてしまったことを反省する。

 

ベルジュエールへ続く道

というわけで本日の主題、「初上陸の岩場で、初めて目にするルートを…」ってのは8割くらいの達成できたと思われる。単純に楽しかったけど、あと2本くらいトップアウトしたかったのが本音だ。

というのも実は裏テーマが存在しており、それは「マルチピッチトレーニング」だからだ。5.10台を主体に5.11bまでを8本継続できたらベルジュエールに向けて良いトレーニングになるんじゃないかと考えている。

もちろんベルジュエールはトラッド主体だし、マルチピッチ特有のロープワークは今回のクライミングからは習得できないんだけど。

その日のクライミングをしっかり楽しみつつ、次につながるトレーニングとなるように創意工夫してゆくのだ。

城山 マルチピッチ

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2016年の初外岩は城山。

今年のテーマの一つであるマルチピッチを登ってきました。

 

丙申-ひのえさる-

photo by taro inomata[photo by taro inomata]

 

今回は一泊二日の行程、初日はワイルドボアでスポートルートをがっつり。

前回S木兄貴とトライした「トゥエルブモンキー5.12b」をタローくんを交えてあーだこーだ。今年の干支ってことで縁起もいい(気がする)。

ボルダリーなラインは、全力で体幹勝負を挑むイメージ。「かさぶた」のようなダイナミックムーブは出てこない。ポイントは核心のトラバースで声を出すことでしょうか。「サァーーーー!」みたいな。

ちなみに核心を超えても甘いホールドが続く。追い込まれたところで厳しい距離にパラダイスガバが出現。届きさえすればヒャッハーなのだが、これで終わりと思ったら大間違い。

駄目押しのクッソカチが出てきて心をヘシ折られたところで、ようやく雲の彼方からビクトリーガバ。

ドローセットを除いて3トライ、前回2トライと都合5トライ。ワンテンまでは比較的スムーズに進んだが、うーん。繋がるんかな?これ。

 

幕営

幕営は最近マダニが出たと話題の狩野川河川敷。

「おれ、明日二日酔いだったら、よろしくね」とおっしゃる兄貴はガロンでビールを流しこんだ後、2ピッチ目はハイボール。翌日は何事もなかったのように晴れ晴れとしていた。

 

南壁

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二日目は南壁初上陸。YAMAAN!チームから拝借したGoProを携えアプローチを行く。

それなりの盛況っぷりで目当ての「バトルランナー」「エキスカーション」はどちらも数パーティがトライ中。テキトーに5.10aあたりでアップ。日差しは強く半袖でも登れるが風が吹くと寒い。

なんやかんやと順番待ったり装備確認したりでようやく「バトルランナー 4ピッチ 5.10a」に取り付く。

 

バトルランナー

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1ピッチ目はタローリード、スイスイと下部スラブを抜ける。快適に高度を稼ぎつつフォローで続く。ときおり風が吹くがおおむね暖かい。むしろやや暑いくらい。

 

G0060813[高度感がイイ]

G0060831[1ピッチ目終了点]

G0060994[しんがりの兄貴]

 

そして核心となる2ピッチ目はワタシ。小ハング直下まで前進するが、「うん?10aのハングなのにガバはどこにあるんだ?」とやや焦る。緊張感と日差しの強さが相まって手もヌメる。が、それ以上にモカシムの中で足汗がハンパない状態。

 

G0061842[ハングを望む]

 

こいつは気合入れないとフツーに落ちるな、と肚をくくってカチにかじりつくように乗っ越し。ヌルヌルの足で耐え、這々の体でビレイポイントへ。フヘー疲れた。ちなみにここでGoProのバッテリーが終わる。

 

G0061974[ハング突破中]

 

残りの2ピッチを爽快なランナウトで無難にこなして完登。そのまま「ダイレクトルート 2ピッチ 5.10d」まで懸垂して継続。

 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[ハングに怯む私 photo by taro inomata]

 

ダイレクトルート 継続

OLYMPUS DIGITAL CAMERA[ヨレヨレの私 photo by taro inomata]

 
1ピッチ目はタローリード、5.10dの垂壁をジワジワと着実に高度を上げていく。見るからにムズそうなんすけど…

S兄貴からサブザックを受け取りフォローで登攀。チョークバッグが前側にあるのが地味にいやらしい。すでにヨレヨレの足に鞭打って意地のトップアウト。

続く5.10bでリード交代。

タローくんが「ボルトからやや離れるけどリカバリー可能だよ!」とヒント&アドバイスをくれていたが敢えなくA0。5.10bとはいえ6ピッチ目、しかもスラブときては力及ばず。

鍛えなおして、10ピッチくらいはサクッと登れる耐久力を身につけたいと心に誓いました。

次の目標は「エキスカーション」から「ダイレクトライン」への継続かな。そのためにはロープワークやらギアの扱い等々、登攀以外の諸々の能力をもっと洗練させないとね。タローくん、S兄貴、本当に勉強させていただきありがとうございましたっ。

 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[高度感サイコー photo by taro inomata]

ドロンパ☆看板娘

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甲信方面のクライミングシーズンが終わりますれば、伊豆方面の御開帳。

「そうだ、伊豆(城山、城ヶ崎に限る)に行こう!」は我々の業界に於いて常套句にして風物詩。つっても城ヶ崎は一回しか行った事ないんだけどな。

ツヨポン氏と訪れた二間バンドは9月のカサメリのように暖かく、サンサンと陽光に満ちあふれていた。

 

ドロンパ 5.12a RP

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前日までは「かさぶた 5.12c」を触る予定だったが、なんとなく「ドロンパ 5.12a」に魅かれオブザベーション開始。カンテ挟み込み系のボルダリーな感じ。ボルトは5-6本だが全長は短い。なんとなく得意系に思え、「これ2撃できそうすねえ…」と強気の発言が飛び出す。

そしてMOSトライ。カンテ一本目のドローが遠いが気合いでセット。右下のテラスを踏んでガバポッケを取り、完全にカンテに体を移す。カンテを挟み込んで前進していく。下から見ると全てガバに見えていたが、実際は甘いポッケという定番の展開にも怯まず進んでいく。

こいつぁMOSもありえるんじゃねえかとスケベ心がチラついた頃、待ってましたとばかりにバランスの悪いクリップ&核心が出現。良く覚えてないけどその辺でフォール。

軽くムーブを探ってトップアウト。グラウンドアップに拘りたい気持ちもあったが、ひとまずムーブを固めすぎない方向で妥協。

ツヨポン氏の「かさぶた」ビレイ後、2try目に挑む。

 

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と、ここでHIANGLE woman を投入。最近とんと出番がなかった看板娘ですが、そろそろ本腰を入れて育てなければならない。カンテ右側の連続ヒールフックとも相性よさげ。

すると抜群のヒールで順調にカンテ上部に到達。ところが最後の一手が出せずフォール。やはり感覚でこなしたムーブは定着が悪い。「さっきどうやったんだっけ」状態でもう一度確認。グラウンドアップとはなんだったのか。

もう一度「かさぶた」ビレイに戻った後、三度目の正直。

ムーブに体が慣れてしまいクリップを飛ばしそうになるが、修正して核心へ。さすがにヨレているので気を吐きながらテラスに抜ける。無事RP。

ちなみに、右下テラスを使う範囲はクライマーの判断に委ねられるだろう。個人的にはカンテ二本目クリップ直下までが自然な流れだった。

 

かさぶた 5.12c 敗退

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最後に「かさぶた」を触ってみる。12aを3tryした後にやるもんじゃないが、ツヨポンムーブを見てると自分も出来そうな気がする不思議。

すると2,3手も進んだあたりで、「え、甘っ…つーか遠っ!!」と面喰らう。 なんとか突破するが、その後も遠い、悪い、キツイ(傾斜が)の三重苦。見るとやるでは全然違いますな。核心手前で敗退。

 

長いヤツ

ドロンパをワンデイ出来たのは嬉しいが、レストポイントもない短いルートだったのでルートを登った感が少ない。というわけで今度は「イエスタデイワンスモア」とか長〜いヤツを登りたい。もちろんグラウンドアップでな。

んで、今シーズンこそは南壁のマルチピッチを…求むパートナー!

金のわらじを履いてでも…

IMG_6566[photo by satoshi hirayama]

 
今期、最も登りたかった一本をついに登った。

2年前にカサメリを訪れて以来、常に目標でありつづけた「金のわらじ 5.12a」は、魅力的なラインが故か、安易に取り付いてはならない気がしていた。

本年2月、初の5.12aとなる「生と死の分岐点」を皮切りに、カサメリで一本、有笠で一本、北川で一本づつ5.12aを登った。そして9月中頃、長期決戦を覚悟した上でトライを開始した。

意外にも1,2tryで核心突破、トップアウトと十分な可能性を得るが、しかし、そう簡単に登らせてくれる代物ではなかった。

10月に入り、ボルダーとの両立に苦心しながらカサメリを二度訪れた。非常に惜しいトライもあったが、いずれも自分と岩のコンディションが整わなかった。

 

ベストコンディション

その日、「このホールド悪いねー」と言いつつレストするのが定番プレイのSATO6兄貴に便乗してカサメリへ向かった。シーズンも終盤にして最高のコンディションを求めて中央道を快走する、兄貴の愛車はMT車。(運転できなくてサーセン)

不動沢への林道はスーパードライ、いつものヌカルミは完全に干上がり、砂塵すら舞う。姉御岩は落葉の林の中、11月の陽光を浴びてほのかに暖かかった。

早々にアップでドローセット。フリクションは予想どおり申し分ない。だが、足が冷たくてうまく乗れない。1tryで完登するつもりが、前回同様の核心越えてのフォール。1tenでトップアウト。

堪えきれず鳴きの1tryを嘆願。「そこで止めるとか言いだしたらブチ切れるよ?」と兄貴の快諾を得て核心ムーブを再チェック。

核心ムーブを丹念にチェックしていくと、ロープの流れが重要であることが判明。ロープとの関係上、ホールドの持ち直しを行っていた部分を省略するムーブを作る。さらに核心に入る際の足位置も微調整を入れる。若干だが負荷を軽減させる。

そして、姉御岩と対照的に凍てつくコロッセオで「神の手」のビレイ。レストを入れながらムーブを反芻した。

 
kaminote[神の手をトライするアニキ]

 

金のわらじ 5.12a RP

午後過ぎ、酷寒のコロッセオから南国の姉御岩へ移動。2try目を出す。

気温上昇のおかげで安定して足を置いていく。ハング下で軽くレスト、リズムを切ることなくトラバースを開始。クロスムーブからマッチに修正した手順もスムース。

核心手前のクリップを冷静にこなし、核心突入。前トライで見つけた足位置からハイステップ、ロープを躱してアンダーマッチ。そして甘いカンテを中継して遠いカチを取った。

最もハードな部分は抜けたが、まだ核心は終わらない。だが、ロープ干渉を回避したことが功を奏し、スムーズな足を運びでハング上部へ。呼吸に意識しながらホールドを繋ぎ、クリップ。

パンプが迫ってくるが無心でヒール、間髪入れず上部ホールドを捉える。そしてお気に入りの水平フラッギングからマッチ、乗り込み、一気に核心を抜ける。荒い息を整えながらレストポイントに到達した。

その後、兄貴のコールに後押しされながら、遂にトップアウト。2年越しの目標を達成することができた。

 

 
「結局、マメな男がもてるんだよ(意訳)」とSATO6兄貴が言ったように、突破したパートを強引に繋ぐのではなく、解決済みのムーブこそ、さらに研究を重ねる愚直な姿勢が完登へ導くのだと、改めて胸に刻むこととなった。

年上の女房は上玉であった。

 
IMG_6575[完登後のアクティブストレッチ(*注*妻子持ち)photo by satoshi hirayama]

チャートの克服と再燃。

hjokuraku

 
先月、ツヨポンパイセンが「北川の岩場、今行ったら楽しいはずだよ!」とおっしゃるので、およそ1年ぶりにチャートの岩場を訪れた。北川の岩場に関してはなんと三年ぶり、リードを初めてすぐだった。当時は「謙譲の美徳 5.11a」のトップアウトすら出来ず、挙げ句に雨が降って懸垂回収となった記憶がある。

ということでアップに「謙譲の美徳」をマスタートライ。サクッとRPして「北落師門」に取りかかる想定である。

しかし、核心のカンテ回り込みが結構悪い。三年前も苦戦した場所だ。コンディションを言い訳に出来ないグレードだが、筋肉痛の上腕に力が入らない。ヨレたくない一心でデッドを放つが、見当違いなホールドを掴んで敢えなくテンション。実にしょっぱいスタートとなった。

 

北落師門 5.12a 2撃

出ばなを挫かれてしまったが切り替えて本日のメインにトライ。12aとしては登りやすいと定評のあるルートだが、実際にハングを見るとハードな印象。

取り合えずマスタートライを開始する。ホールドのエッジは程よく、チャート特有のチクチク感は少ない。ノーハンドレストから2クリップ進み、一旦クライムダウン。じっくりオブザベーションしてハング下のトラバースに入る。やや遠い一手を止めて、抜け口直下へ。足位置が分からず、無駄に削られまくったが何とか最終クリップをこなしマントル体制へ入る。しかし手も足もホールドがはっきりしない。粘って探ってみたがパンプに耐えきれずフォール。

ロワーダウンで抜け口周りのムーブを錬る、ジムナスティックなヒールフックでクリップが劇的に改善。マントルも良い手順を見つけた。

そして2try目。ハング下トラバースで、「あれ?こんなにホールド遠かったかしら??」と面喰らっていると(ありがち)、「ガバだから大丈夫!」とツヨポンコール。消耗しつつも突破、レストポイントへ到達。しかしヨレているせいか回復が追いつかない。傾斜をかわせないため、むしろ消耗する気さえする。勢い「このまま突っ込むべきか」と考えがよぎるが、「しっかりレストするんだよー」と冷静なツヨポンコールに考えを改める。

インターバルの短いシェイクを何度か繰り返し、「さっきより回復したはず」と言い聞かせて抜け口へ。マントル体制に入るが両腕は限界。強引に足を上げてギリギリでマントルを返すことが出来た。

 

 
ムーブも面白く、歴史的にも重要な一本が登れたことは非常にうれしい。グレードに関して議論になることが多いみたいですが、質の高い好ルートでした。

 

チャートの克服と再燃

本日のタスクが完了したところで、ツヨポンパイセンの秋葉大権現に合流。出だしからいきなり激悪なんですが、何ですかねコリャ。もちろんその後の極悪っぷりも相当のモンで。

しかし、外岩と思えないピンチフックムーブが判明するや、僕の中の「お洒落ムーブ委員会」が大フィーバー。こりゃー通うしかないっすなー。

 

おれはまだ本気出してないだけ

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一泊二日で晩秋の小川山をエンジョイする予定がまさかの雨で予定変更。結果、有笠山リード&小川山ボルダーという贅沢な展開に。

 

Blast−off 探り便

初日の有笠山は「ルンルンしんすけ」を安定の1tension。まだまだ時間がかかりそうなので、得意の浮気心MAXで「Blast-off」を物欲しそうに見つめていると、ウッチパイセンから「だめだよ、浮気せずにルンルンしなきゃ!」と叱咤される始末。(ちなみにパイセンはルンルン2撃。強すぎるだろ)

だが、チカマ隊長とトモコさんのムーブを見てると「我慢?なにそれ、美味しいの?」状態に。パイセンが昼寝してる間に知れっと浮気を敢行。起きる前に登ればバレないのだ。

するとこれがもー最高に面白い。隊長のいうとおり、ジムナスティックなムーブが波状攻撃かっつーくらいに来襲。ヒールやらトウをフックしまくりこねくり回しハングとがっぷり四つで抜けていく。初めて見た時は「ジムっぽいルートはジムで登ればいいじゃん」的な発言をしておりましたが敢えて言おう、「ジムサイコー!!」だと。ボルトが錆びてるのが玉に傷だが、最高のルートと出会ってしまった。

核心部でハングドッグしているとウッチパイセン起床。浮気現場を抑えられたが、こういう時は言っておかなきゃね。「浮気じゃないんだ、本気なんだ」と。

 

ギガント 初段 RP

翌日、眠い目をこすって国分寺で634号でけーこさんとともにピックアップ。小川山で1000/アンジェラ/INOパーティと合流。

「バルカン 二段」を1000&INO両氏が解析する裏側で「ギガント 初段」をエンクラ。人気課題だけあって、人が多く集中しずらいけどRP。面白い課題だった。その後、少しだけバルカンを触って、朱雀門に移動。

 


[誰も居なくなったので再登してみた]

 

朱雀門

suzakumon[正面からだと垂壁に見える]

 

ランジの二段と聞いて消極的だったが、飛んでいるとガバに届き始める。これはワンデイもあるかもと沸き立つがそこから進まない。明確なガバにがっつり手がかかってるのに振らては落ちる。振られもそんなに大きいわけでもないのに、なんだろな〜。面白いもんだ。

 
IMG_3619[横から見ると被ってる]

 

駐車場に戻ると「The Two Monks 二段」を登った634くんが安堵の表情で迎えてくれた。本当におめでとうございます。そしてお疲れ様でした。

 

破廉恥クライマーのススメ

最近、身の回りの二段完登の報せが珍しくなくなりつつあります。ここは俺も稼ぎにいくかと、勢い「みんな登れてるから飛沫やってみようかな」と発言すると大炎上。

「そんなケーハクなトライでいいのか」
「スラッシュフェイスはどうしたんだよ」
「あんた、変わっちまったな…」

全く、耳が痛い限りでございます。
や、でもあれだよ、まだシーズンインしたばかりだからライトな課題からですね…(飛沫はライトじゃないだろ)

そんなこんなで東京に戻るとタローくんから「ルンルンしんすけ 5.12b」のRP報告がっっ。まじかー。つよいなーー。すげーよ






あ、あしたから本気出してやるぜ!

瑞牆三面六臂

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有笠山から戻って翌朝には瑞牆。末弟・ソーメイとUEChang a.k.a スラビスタという年齢差28歳のパティー編成である。天気予報では午前中が小雨となっていたが、中央道では遠慮なく雨が降り注ぐ。こりゃー今日はまったりだなーということで、

境川でゆっくりメシ

高嶺の湯で朝風呂するか

開店11時じゃあ朝風呂じゃないだろ

瑞牆の途中にある「岩屋堂」で観光するか

発見できず。案内増やしてくれ

植樹祭でまったりするか

雨降っててまったりできない

モツランドなら登れるかも

寒いから不動沢駐車場でマショマロパーティー

焼きマシュマロ旨い。新食感。

コーヒーにも合う。

重役出勤でモツランド

 

プラチナム 5.11c RP

IMG_3507[レーザーズエッジを登るスタビスタ]

 
というわけで昼頃にモツランド。あんなに雨が降ったというのに「ミルクミルク」も「レーザーズエッジ」も「プラチナム」もコンディションは申し分なし。というわけで塩漬け状態の「プラチナム 5.11c」にトライ。アッサリRP。

続いてスラビスタが「レーザーズエッジ 5.10d」にOSトライ。間違いなくOSだと思っていたら頭上のカンテガバを華麗にスルー、まさかのテンション。やはりロープをつけると違ってくるのか。ボルダーだと探れるホールドを容易く見落としてしまう、クライミングとは実に奥が深いアクティビティである。

 

姐御岩

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まだ時間が早かったので、一回だけ「金のわらじ」をトライ。思ったよりコンディションいいじゃない、とかいいながらハング下で二度三度と足がスリップ。やっぱ雨後はだめみたい(あたりまえだ)。しかし悔しさだけは普段通り。全力で「っくそー」と叫ぶ。

スラビスタも「ぞうりむし 5.11a」に2tensionと迫るが日が暮れて来たので撤収。「このルート面白いわー。リードもいいなー」と久々のリードを堪能したっぽい。

夜は植樹祭で干物パーティ。赤魚にホッケと烏賊。時々ソーセージ。

 

IMG_3528[干物は炭火で焼くに限る]

 

阿修羅

IMG_3538[kids限定課題]

 

翌日はゆっくり9時半から始動。皇帝岩で「ゔぉっく」の慢性疾患ぶりを確認して山形県エリアへ上がる。手頃なボルダーをソーメイと掃除しながら彼のトライを見守る。

ソーメイのレストの合間に阿修羅とファーストコンタクト。出だしのムーブがキツく、右手のポッケも痛い。体が重いこともあってモチベーションが上がらないが、何度かムーブを起こしていると徐々に好感触を得る。スラビスタからの助言で右手にテーピングを施し痛み対策もバッチリ。

すると、クラックマッチを一発で決め、そのまま上部クラック取りも成功。しかしそこから先を全く考えておらず手詰まりフォール。

 

ashura

 

その後は上部クラックまでは確実に到達、足位置を修正してポッケに迫る。だが、日当たりが良くなりクラックがヌメり始める。と思っていたら、ポッケ取りで左手がすっぽ抜けて盛大にフォール。マット外まで吹っ飛んだが、傾斜が衝撃を逃がしてくれて無傷。それにしても吹っ飛んだ。

スラビスタが「もう登れるじゃん、打ちなよ!」と言ってくれるが、腹が減ったので移動。

IMG_3542[謎のレスト体勢]

 

裂けた青空

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午後の部は「裂けた青空」へ。ちょうど一年ぶりの邂逅。久しぶりすぎてスタートでいきなり躓くが、最近触ったばかりのスラビスタのムーブをパクってスタート。相変わらずバランシーかつ緊張感高め。

手首が痛いのであまりカンテ沿いに行きたくないね〜と話しているとナイスなムーブを発見。体勢的にも緊張感が和らぐ。なんとなくカンテから逃げている感もするが、これはこれで面白いムーブだ。

カンテの角度が変わる部分まで到達するが、見上げると上部リップはまだ遥か彼方。アレを取りに行くにはもう少しメンタルを削る必要がありそう。

 

IMG_3593[最高点を更新したがまだ遠い]

 

おにぎりプロジェクト

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一方、ソーメイは岩小屋の隣のボルダーを掃除。彼の身長だと立派なハイボルダーである。「これ、僕が登れたら名前つけれるね!」と嬉々としているが黒本に10級として記載されていることは内緒である。

中央部から右上、スラブを抜けるラインでトライを始めるが、本格的に掃除が必要そうなので左にトラバースして直上するラインに変更。初手をハイステップで抜け、踏み替えてトラバースに入る。踏み替えに苦戦しているところ、足送りに変更するとピシャリとフィット。

 

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直上パートに入りフルリーチで左手を出すがその後も遠い。一緒にムーブを考え、左手送りを提案するが、「いいアイデアが浮かんだ!」と却下。閃きの右手デッドでガバをキャッチ。そのままトップアウトしてバラし完了。やるじゃないか。

そして繋げトライ。しかしヨレで初手が出せず。時間もないので次回に持ち越しとなった。黒本に掲載されてるとはいえこのラインは未登と思われるの是非初登してほしいもんだ。

 

IMG_3565[おにぎりプロジェクト(右抜け)]