月別アーカイブ: 2013年11月

ヒマ時々ハンダ

週末は聖人岩にてウェーブの続きを触る予定が、膝故障のため自宅待機。こんなときに限って晴天の極み。つくづく悔やまれる。

とは言え悔やんでもしょうがないので、シューズのデコレーションなどをして過ごすことに。

DSCF1122

マヤ文明の壁画をかわいらしく焼いてみたら、なんだかおサルっぽくなってしまった。一応太陽神のはずなんだけど。

適当に鉛筆で下書きした後、半田ごてでペン入れ(?)。焼き後に墨を入れようかと考えたけど、マジックで塗った場合と大差のない質感になるので却下。このままの方がエンボス感残っていい。今度はもうちょっと繊細な線を引いてみたいが、電子工作用の極細半田なら出来るかな?或は焼き印を掘るのもいいかも。量産できるし。

とりあえずこれで間違って履かれる事はないだろ。

膝痛めたメモ

俺は今、モーレツに哀しい。

前回、「やっと股関節回復したよ、これでがっつりボルダーやるよ」的な宣言をした所、数日後に左膝を故障してしまいました。「膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)傷度1」という比較的メジャーなスポーツ障害だそうです。

原因となったムーブ

およそクライミング本と呼ばれる書籍には「ドロップニー(キョン)」の解説に必ず「膝に負担がかかるので、故障に注意するように」と書かれています。今回はまさに指摘通りの状況で受傷。

前傾壁(135度)で左足が決まりきっていないままドロップニーへ移行しようとした瞬間、左膝から「ゴリッ」と異音が。左膝下が大きく外旋したまま、膝上が内旋したので内膝に過度の力が加わったのでは無いかと。

元来ドロップニーは苦手な部類ですが、それに加えて強傾斜、さらにケガ明けでブランクが合ったりとネガティブな要因が重なるとやはり危険ですね。

治療と予後

受傷直後はこれと言った痛みも無く、とりあえずドロップニーは封印して軽くボルダー、リード、そして帰宅後アイシング。就寝後から痛みが発生し、寝返りでもビリっと痛みが走る様に…

翌日接骨院へ、そして前述の診断となりました。治療は周辺筋肉の緊張解放と湿布、包帯。受傷の影響で周辺筋肉の緊張が解けず、痛みの原因になるんだそうです。あとは安静に過ごして、全治2週間。

今回は傷度1なので、比較的治りやすい部類だそうです。これが傷度2、3と深刻度が上がるとそうも行かず場合によって手術もありえるとか。不幸中の幸いと思う事にして、一日でも速く復帰できるように頑張ります。

ケガログ

photo

ひさしぶりの江戸川橋(Twall)は実に一ヶ月ぶり。ホールド替え済みの135度をかるーく触ってさっさと引き上げるつもりが結局ガッツリ撃ってしまった。まあいいんです。楽しかったから。

黄色テープ

  •  18:OS
  •  19:RP(4-5try)
  •  20:x(怖くて心折れた)
  •  21:RP(4-5try)
  •  22:x(ほとんど赤だよ)

赤テープ

  •  16:ばらした
  •  17:RP(4-5try)
  •  18:さわって即やめ
  •  19:さわってない
  •  20:さわってない

黄色22が極悪で赤17よりどう考えても難しい。赤16は次はつながりそう。他の赤テープは…辛いなー。とは言え一ヶ月ぶりの江戸川橋でそれなりに登れたのでちょっと安心。

左股関節痛

一ヶ月ブランクは、ジムでボルダーを打ち込むのは避けていたから。10/13に「普通の日」を撃った際に左股関節痛を痛めたのが原因。右足でヒールフックする課題なのになぜ左足なのか?

自分でも腑に落ちないが、ヒール時に左足はフラッギングする。この際全身がほぼ水平になるが、股関節への負荷が高かったのだろう。ムーブは大きく異なるが、一年前に「ファットブロッカー」を完登した時にも右足の同様の箇所を痛めた。股関節の稼働域、柔軟性、筋力など故障しやすい条件があるのかもしれない。

一年前は完治に一ヶ月は要したが、今回も同じだけ時間が掛かってしまった。多くのクライマーが指や手首、肘を故障するのに対して、僕は股関節や腹斜筋、背筋を痛める事が多い。とにかく再発しないようにストレッチと適度な筋トレを続けて行くしか無いようです。

ウェーブ

ウェーブ5.12a@聖人岩を週末に1便だけtry。前傾壁クラック〜トラバース〜カチと多彩。百岩では星なしだけど、凄く面白いルートだと思う。河又のルートよりボルダー向けなのもいい。つながるかなー。つなげたいなー。

北岳 (広河原-大樺沢-左俣-山頂-肩ノ小屋-草スベリ-広河原)

前シーズンの赤城山スノーハイク以来となる久しぶりのトレッキングは、国内第二位の高峰「北岳」。ルートは非常にメジャーな「左俣からの草スベリ下山周回コース」を設定。特に技術的核心と言えるものは無く、強いて言うならば帰りのバスに間に合わせること。

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大樺沢から北岳を望む。しびれる。

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沢筋はずっと日陰だったので、ようやく日光をあびる。積雪量が中途半端なのでアイゼン無しで通過。稜線に出てから装着。

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バットレスが近い。

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八本歯のコル直下。日が射すと暑い。

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今日も富士山が美しい。

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山頂への西側斜面は若干クラスト気味な部分もあったが、アイゼンが新しいので効きはバッチリ。トラバースも不安要素なし。ピッケルも不要。

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ほい。山頂。何故か集合写真がない。

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肩ノ小屋でランチ。お手製スコーン。

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下山はグリセードからのトレイルランの様なペースで2時間ほどで広河原。バスを待つ間にボルダー。

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クライミングシューズ持ってけば良かった。

行程(1Day)

  • 06:30 広河原
  • 11:30 北岳山頂
  • 12:10 肩の小屋(昼食
  • 13:00 下山開始
  • 14:00 白根御池
  • 15:00 広河原