梅雨前に三峰

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梅雨入り前の三峰詣。ソロなので当然の電車利用。駅からは徒歩30分のアプローチだがバスの乗り継ぎが悪いので歩く。ちなみにバス通りより荒川右岸の林道を歩いたほうが快適。自信をもっておすすめしたい。

もっともこれまで駅から歩いてるクライマーを見たことはない。したがって誰の役に立つ情報かは謎だ。

そもそもエリア自体が閑散としている。いちばん多かったときでも10人に未満だったような… つまりあれだ、控えめに言って最高のエリアである。

涼しいマントル SD 初段

 

到着した時点で湿気がひどくこれっぽっちも涼しくないがトライ開始。前回ヨレて登れていなかったのでサクっと完登したいところ。取り付きは風が抜けて比較的涼しい。早々にスタートするが核心で落ちる。持ち感が悪い。何度かトライするがやはり止まらない。もしかしてとホールド位置をズラすとサクッと止まってそのまま完登。

うーん、これ、前回もヨレて登れなかったんじゃなくてムーブ解決中にホールドを間違って記憶して止まらなくなってたんだろうな。なんというか非常にショッパイ。まあ登れたからいいか。背後の岩の位置もピリリとよいスパイスになってていい課題でした。

ひも

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それから「ひも」に移動。クラックから生えてる木に蜘蛛の巣がびっしりでちょっと怯む。チャドクガの繭だとヤバイなーと思ったけど気合を入れて上裸でトライ。帰宅後背中が痒い気もしたけど多分日焼けだ。間違いない。

リップ直下のスローパーを叩くとことまで前進し、「おや、これはひょっとして今日登れるんじゃ…」とかスケベ心が出始めたあたりで一気のコンディションは下り坂。しかも12時あたりからサンサンと太陽が降り注ぐので次回に持ち越す。

上流部と対岸側とか

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上流部の小ぶりだが被った課題でテキトーに遊んで、ひも対岸にあるハングに回る。アプローチシューズのまま両足を川に突っ込んだのは内緒にしておこう。ハングは近くでみると圧倒的。うかつに手を出せる雰囲気ではないので、足元にあるボルダーの印象的なラインで遊んだ。

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涼しくなったら戻ってきたい。

一刀両断

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最近、ハングドッグやエイドに頼らないマルチピッチがやりたいなーと考えていたところ、M坂マンが「これからはグラウンドアップにこだわりたいと思います!」と高らかに宣言していたのでそれならっつうことで瑞牆の「一刀」に行ってきた。

ちなみに「一刀」はオンサイト・グラウンドアップによって初登され、終了点を含めてボルトや残置物は一切ない。フリークライミングの理念を体現したかのようなルートである。ルート上には25mの5.11aとか5.11bを含み、5.11aのクラックをまともにトライしたことのない僕には高嶺の花つーか、現実を見ろよ感抜群である。

 

アプローチ

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ゲート開放前なのでゲートから歩く。チップの駐車場まで10分前後。なんだ、近いじゃねえか。これまでゲートが開くまで指をくわえて待っていたことに激しく後悔する。

大面岩下ボルダーは誰もいない。ベシミを抜けて一気に大面岩基部まで。パノラマコースを少し歩き大面・小面間のルンゼに到着。念のため周辺を偵察、ルートミスの可能性は低そうなのでルンゼを進む。ルンゼ内でもう一度偵察を行いFIXロープを発見。チップから1時間10分前後で取り付き。

 

1P 5.9 OW

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9時45分くらいにM坂氏のリードでスタート。快適に下部を抜けてOWに突入。悶絶しつつも見事にOS。フォローは一旦空身で登り終了点から#5,6を持って下降、取り付きにデポ。すぐに登り返して2P目に備える。

 

2P 5.11a hand

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リードを交代して一本目のイレブンをOSトライ。クラックの中は少し湿っぽく、久しぶりの高度感からか動きがやや硬い。出だしのコーナーを超えてハンドサイズに突入し、カムを決めたところであっさりテンション。当たり前だけど簡単ではない。ムーブは探らずカムの効きを確認してロワーダウン。M坂氏に交代。一旦ロープを引き抜きリードでトライ開始。力強い登りでハンドクラックを前進しプロテクションをセットする、登れそうな雰囲気を放ちまくっていたが惜しくもフォール。

すぐさまロワーダウンして今度はロープを残したまま交代。ヨーヨースタイルのチームトライとでも言えばいいのか、適切な呼称がわからないがチームで高度を上げていく感じがこれまでになく楽しい。M坂氏の決めたエイリアンまで上がってムーブを起こす。しかしどうにもバランスが悪い。モカシムで来たことを後悔しつつ、せめて前進してカムを決めようと肚をくくったところでスリップしてフォール。じつにショッパイ。

ロワーダウンしてすぐさまワントライするがパンプが抜けずにフォール。交代したM坂氏は力強い登りでクラックの向こう側へ消えていった。つええ。

ちなみにトポにはナッツの記載があったが、二人揃ってどこで使えばいいのかわからずプロテクションはカムのみだった。

 

4P 5.11b

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この時点ですでにいい時間になってるので急いでハイライトピッチへ。目が覚めるような美しいクラックが威圧感のあるチョックストーンへと続いている。

チョックストーンに0ピン目をかけてM坂マンのリードトライでスタート。チョックにタイオフとか地味に楽しい。しかし出だしの凹角が思いのほか悪い。ヨレも相まってフォール。交代してトライするが確かに悪い。なんとなくそれっぽいムーブを起こそうとしたところでフォール。すでにヨレヨレ。ムーブは正解だったようでなんとか凹角は突破したが続かず。

ムーブ強度的にはボルトルートであれば問題なく登れそう、とか考えてしまったがコレが実力ってやつだ。

時間的、体力的にはもう少し前進することも可能だったが、敗退が難しくなると考えここで敗退を決断。カム回収はエイドでこなして懸垂下降を開始。後続パーティは著名なプロクラマーでサクサクと4P目を抜けていった(上の写真)。

 

グラウンドアップ

というわけで見事に一刀両断されてきました。冒頭でも触れたけどこれでもかってくらい現実を突きつけられた感じである。

しかしスタイルにこだわったクライミングは非常に充実感のあるものだった。

これまでマルチピッチでフォールした場合、レッドポイントより突破を優先してきた。まずはハングドッグでフリー解決を試み、無理ならエイドで突破する。そして次ピッチの登攀を開始する。

できることならフォールしたピッチをレッドポイントするまで次ピッチへ進みたくないという思いもあったが、後続パーティが来てるのにロワーダウンしてリトライするわけにも行かないし、ルートの屈曲次第では取り付きに戻れない場合もある。くわえてレッドポイントできたとしても、時間切れによって次ピッチへ前進できない可能性もあり、そう簡単な話ではなかった。

しかし、未解決のピッチをエイドで抜け、その先の冒険性を失ってまでトップアウトするのはあまりにも勿体無い気がしてきたとき、「やっぱ降りるのが妥当だよな」と思えるようになった。

とは言え理想とするスタイルはヨーヨースタイルでもピンクポイントでもなく、あくまでもレッドポイントなので精進したいと思います。

BREW DOG / FLYING DOG

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“Flying Dog” と呼んでいたラインが登れた。

ワンデイで登れるだろうとタカをくくっていたら、核心が予想より悪くてちょっと苦戦。いや、割と苦戦。さらに繋げてくるとリップ取りも悪くてコレまた苦戦。なんだかんだで2,3日を費やすことになった。

久しぶりにひとつの課題とじっくり向かい合った気がする。オンサイトや少ないトライ数で登るのも好きなんだけど、ムーブを練ったりラインを掃除したりするこういうスタイルも楽しすぎる。

ラインは岩の右端からSDでスタート。フック系ムーブを交えてフェイスからカンテをつないでリップに抜ける。上部スラブは草付きにキックステップを決めながら這い上がるワイルド系。ちなみに当初はカンテを使わないラインを夢想していたが、ハードすぎる上に限定臭が漂ってきたのでサラッと忘れることにした。

先人によって登られている可能性は大いにある。

だとしたら、とても嬉しい(スタートが…とか細かいことはどうでもいい)。そしてもし、先人がこのラインに名前を付けていたなら知りたい。ただそれでも、僕はFlying Dogと呼び続けてもいいんじゃないかと思っている。上手く言えないが、そういうクライミングができたんだと自負している。

先に登れたBrew Dogつながりでこの名前にしたが、日本では呑めないクラフトブルワリーの名前だ。いつか手に入れて、この岩の前で呑もう。

 

 

BREW DOG

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こちらは前回も触れたが、見栄えのするラインをダイナミックなムーブで抜けていく良課題。ノーマット、グラウンドアップ、掃除無しで完登。オンサイトとは行かなかったが、非常に良いスタイルで登ることができた。ダイナミックな序盤と、中間部のスパイシーな展開が三ツ星。グレード的にも幅広いクライマーが楽しめる。

なお、ガビガビに錆びたボルトが打たれていたので、ほぼ間違いなく登られているだろう。戌年にあやかってBrew Dogと呼んでいるが便宜的なものだ。だけどやっぱりPUNK IPAは旨い。

ちなみにBrew DogとFlying Dogの間にはまだ2,3本可能性がある。そしてこの岩の中央部、もっとも高いリップへのラインも存在している。ポテンシャルは計り知れない。

 

Alhena

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ふたご岩の足元にあるルーフ。地ジャンからはじまるオシャレ度の高いライン。ルーフ奥からハードなラインが引けそうだが自分のレベルではまだまだ。ふたご岩本体にも大きなハングがあるがフリーソロというべき高さ。ホールドも乏しくかなりの高グレードが予想される。

少し沢筋に降りると古い時代の石垣と遺鉱のような穴がいくつかある。ちょっと怖い。

 

その他

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亀岩の更に上部、針葉樹林から広葉樹林へ植生が変わったあたりのなだらかな稜線で見つけた。ロケーションは良いんだが、岩は脆い。ファーストトライはホールドが吹っ飛んで岩盤にお尻を痛打。尾てい骨割れなくてよかった。

 

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隣にはかっこいいカンテがあるのだが輪をかけて脆い。

基本的にこのエリアの岩は脆いが、稀に硬い岩が現れる。宝探しのように岩を探して、大切に登りたい。

低山バリエーションとボルダー

ここんところ忙しかったのでクライミングは控えめ。反面、お酒とご飯は控えるところ知らず。さすがに脇腹とかヤバいんじゃね?ってことで三連休の最終日、すこしだけ歩こうと思って奥武蔵へ行った。

いや、ホントに軽いハイキングのつもりだったんだ。

実際、最寄り駅に帰ってきたのは15時過ぎだったし。

ところがその短い時間の中でバリエーションルートとワールドクラスのボルダーを堪能した。

ホント山は何がおこるかわからない。

この時ほど、ザックの中にクライミングシューズがあってよかったと思ったことはないだろう。

バリエーションに関しては一般ルートが酷く凍結していたという怪我の功名だが、いい塩梅の稜線を繋いで下降。久しぶりの読図とかルートファインディングが楽しかった。

ちなみに見つけた岩は既に登られているようで、古いボルトがあったりチョーク跡があったりする。なお、今のところ詳しい位置情報は書かないつもりだ。

アクセス問題が理由の一つだが、岩を探すところから始まるクライミングが一番楽しいと思ってる。あなたの楽しみを奪いたくはない。是非探しに言ってほしい。

今回登った一本は既にスポートルートして登られている可能性が高いが、ボルダーとしては実践されていないと思う。とりあえず便宜上「BrewDog」と呼ぶことにする。今年の干支ですからね。

賀正二〇一八

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山の中を歩いていると、いきなりカッコイイボルダーが現れて、何やら登れそうな雰囲気がするのでちょこっと掃除して登ってみるとサイコーに楽しい。

既登課題かもしれないけど、重要なのは自分でラインを見つけることなので初登・既登は気にしない。

むしろ既登なら先人クライマーと時間を超越してラインを共有できたことが尊いと思える。

ってな感じで2017年は過ごしました。

年始に掲げた「心魅かれるラインや岩を自由に登りつつ、想像力を働かせるトラッドとかマルチに取り組みたい」という抱負は概ね実現できた一年でした。

岩場での過ごし方は特定の課題に拘ってトライを重ねるより、気になった岩をトポに依らず見たまま感じたままに登ることが多くなりました。

開拓っていうより沢の遡行で「一般的には高巻きみたいだけど、この滝直登できるんじゃね?ちょっと探ってみようかな…」みたいなノリに近いと思っています。

エリアの看板課題や名クラシック、自分にとっての高難度課題に取り組むのも素晴らしいことですが、同様に自分で見出したラインを登るのも素晴らしいと確信した一年だったかと。

まあ、実際には前年比で1/4くらいしか岩場に行ってないし、高難度をガッツリ打ち込む時間がないことは事実なんですが、そういった要因を差し引いてもこのスタイルはアリだな、と。

いわゆる「エンクラ」とはちょっと違う、クリエイティビティとスパイスが効いたクライミングを2018年も指向していこうと思います。

それでは本年もよろしくお願いします。

登り初めはソーメイのリードデビューでした。(1ピン目だけかけた

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豊田の岩場 初上陸

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豊田にて「初めての岩場でトポをあんまり見ないで登るスタイル」を実践してきた。大給城址しか行ってないが瑞牆、小川山、昇仙峡、笠間、北山公園等々とくらべてポジティブなホールドが多くてなんつーか、好きになっちゃったよ、トヨダ。

 

アップ

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駐車場からアプローチも早々にポジティブなボルダーが現れ始める。どの岩も今すぐ登りたいほど魅力的だがぐっと我慢してダイアモンドスラブまで上がって1000夫妻と合流。

ティータイム岩の簡単なスラブやら斜面上に位置するフェイスやら薄被り課題を登る。右足ヒールで登った課題がズバリ「ハイヒール」という課題だそうで、この地の開拓者と通じた気がしてニヤニヤする。ちなみにスズメ氏はヒールなど繰り出さずにトウで乗り込んでいた。

同岩の左カンテ直上も登ったが上部で左の岩にシレッとニーバーが。正直なわたしは降りてくるなり「ニーバーバチ効きですよ!」と申告しておいた。けどこれ、ワイドクラックにジャミングする課題としたほうが内容あって良いと思うよ。

さらに右手上部の少し被った課題を登る。大きな動きのムーブがたのしい。

 

ボクサー/4回戦ボーイ

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アプローチで目星をつけたクラックボルダーへ移動する。見るからに快適そうなフレークをシンプルに登る。最高に楽しい。

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左面にある左上クラックも登る。こちらのほうがやや難しい気がする。ジャミングも可能でこれまた最高。

 

アンジェラによると「ボクサー」「4回戦ボーイ」などの課題らしい。

ちなみにM坂氏の姿が見えないな~と思っていたら我々がアップしてる間にソロで抜け駆けしていたらしい。セッションもいいけどこういうラインとは一人で向かいたいよな。わかる、わかるよ!

と思ってたら今度は満面の笑みで「チムニー最高でしたーーー!!」とか言って何処からか帰還。この男、岩好きすぎるだろ。

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右上ダイクを登ってチムニーに向かうのであった。

 

チムニー

 

んで、件のチムニー。おりしもクリスマス目前である。

この圧倒的ビジュアルを前にして説明は不要だ。あんまり登られてない雰囲気だがこんな素晴らしいチムニーを放っておくなんてどうかしてるぜ。ムーブについては多くを語るべきではないが、抜け口までワイド登りを要求される完璧なラインだったと申し上げたい。

ちなみにワイドどころかクラック経験すら皆無のINO氏は悶絶しつつもこれまでにない岩との一体感が病みつきになったようです。直接聞いたわけじゃないけど。

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スズメ氏も右向きに挟まったり左向きに挟まったり、とにかく挟まりまくってた。その奮闘っぷりを見ているとベルジュエールのチムニーを思い出さずにはいられなかった…

 

つづいてスズメ氏たっての希望で「ポールポジション」をセッション。アプローチの時にブラッシングしてたオニーサンさんが「マントルが核心、リップまではアプローチ、ポケットに足を…」とか言ってたが序盤から指痛くてツレェー。ついでに言っとくとムーブは聴かれない限り喋んなくていいと思うよ!(真顔

ローカルさんも交えてセッションするが皆同じところで落ちまくり。こりゃー指皮消耗するしラストワントライかなーとか言いつつ4,5トライしてるとスズメ氏が落ちまくりポイントを突破してそのまま一抜け。強いとしか形容のしようがない。

こいつはビッグウェーブが来るんじゃないのと沸き立つが後に続くものはなかなか現れず。俺氏、浮気を決断する。ちなみに浮気中にINO氏、M坂氏はバッチリ完登するのだった。

 

鯉のぼり e

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というわけで小ぶりだが印象的なボルダーに移動。スタートから強度が高く無理やり数手つなぐがリップへ出るところでフォール。スズメパイセンのムーブを参考にカイゼンを進める。めっちゃ楽になったが自分のセンスの無さを笑うしかない。

一方、上部に限定あるっぽいなーと思ってアンジェラに確認。果たして上部のガバフレークは限定であった。一瞬、「豊田よ、お前もか」と思いそうになったが限定なんてどこにでもあるし、合理的でないと思えば無視すればよいだけ。ラインを決めるのは自分だ。

と思ってるとポールポジションを完登してきた勢が加わり、みんなでセッションしているとあっという間に上部ムーブが判明して完登。限定が〜とか行ってる間もなく登れてしまった。セッション効果って凄いと思うと同時に、一人で向かい合ったらどんな関係性が生まれただろうかと考えずにはいられなかった。

ちなみにM坂マンは上部で二回くらい落ちたのにも関わらずグラウンドアップを貫いて部分練習なしで完登した。心の底から賞賛したい。拘るなら限定ホールド云々よりもそっちだよな。

 

ポールポジション d

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そして出戻り&泣きのワントライ。片足だけシューズを変えて挑む。指皮が限界だが何故か初手がやたらと持てる。さらにシューズの選択がハマったか足置きの意識が良かったか、落ちまくりポイントを突破して上部に到達する。マントルは確かに良くないが核心てことはなかった。「アプローチ」とやらのほうが…いや、言うまい。

 

所感

というわけで豊田の岩は極上だった。すぐにでもまた行きたい。その時もトポを見るのは最小限で好きなように登るんだろう。数年前から徐々にそうしたスタイルに移行してきている。登攀対象を自らの意思で定義するところからクライミングは始まるんだと思うようになった。それを教えてくれたのは他でもない息子たちなんだが、その話はまたどこかで。

 

湯河原キッズボルダー

2週連続で湯河原幕岩。今回はトラッドではなくソーメイを連れてのボルダリング。笠間と迷ったが少しでも暖かい場所を選択。

最近は平塚PAで食料を調達するのが定番。店内調理のパンとおにぎりが旨い。そしてなぜかコーヒーの種類が豊富。たしか8種類くらいあった気がする…とは言え、コーヒー好きなわりに違いわからないマンなんだけどね。

 

米粒岩

アップは定番の米粒岩。駐車場についたときは風が強かったが気がつくとポカポカ陽気。なんやかんやで二年くらい触ってる「米蔵 二段」のカチがかなりスタティックに触れるようになってきた。たぶん次くらいに登れるだろう。

ってことで移動。

 

棺桶岩・大地岩

実は登れていない「湯河原ジャンプ 3級」を数年ぶりにトライ。うむ、相変わらず思いきれない。が、ホールディングを調整してデッドで完登。まったくもってジャンプしてないがよしとしておく。

ソーメイはおにぎりを食べたのち棺桶岩で日向ぼっこに勤しむ。岩の名前を教えると色々めんどくさそうなので黙っておく。

日向ぼっこを満喫した後、ポジティブなホールドを見つけてSDラインにトライ開始。スタートホールドを色々と吟味してムーブを組み立てるが、スタート〜初手が悪そう。まだ強度の高い一手をだす集中力とか、スタートに入る前のルーティンなどが彼にはないのでちょっとアドバイス。トライを繰り返すたびに動きが良くなって無事完登。

ちなみにトポによると「初めてのSD」ってのがあって多分それかな。

気がつくと雪が降ってきたので、大地岩にある2級くらいのSDラインを登って移動。

 

亀岩

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亀岩の先っぽに魅力的なラインを見つけたがトーフックから動けず。二三段ありそうな雰囲気。

ソーメイは指皮売り切れのためスラブを登ったが簡単すぎたみたいで早々に移動。

 

キッズワイドコーナー

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正面壁下でスラブを探すがなぜかワイドコーナーに落ち着く。小学生にはベストなサイズ感でちょっとうらやましい。

スタートの足上げが最大核心で案の定なかなか足が決まらない。スタート時の足位置が成否を分けるのだが、そういったことに自分で気がつくにはもうちょっと時間がかかりそう。できるだけヒントを小出しにしつつ無事足を決めて完登。

 

阿夫利っぽいなにか

隣の被ったフェイスには「阿夫利」というラインがあるはずなので、良さげなホールドを見繕う。低い位置にあるガバホールドからカンテに出ないで直上するラインだと想定してトライ。つなげると中間部の一手が悪かったがホールディングを調整して完登。

わりと良いラインを見出したつもりでいたが、帰宅後に調べるとayashin616さんが登ってるラインのほうが良さげなラインだった。うーん、自分もこのラインを見いだして登りたかったな。グレードとか初登ラインがどうかではなくて、良いラインを見出すためのライン審美眼を磨きたいぜ。

湯河原トラッドⅡ

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湯河原正面壁へトラッドクライミングに行ってきた。パートナーはM坂氏。前回「No1ルート 5.10c」を登ったので今回は「小ハング左凹角ルート 5.10d」でも登ろうかなーという目論見。

 

No3ルート 5.10a OS

まずはアップということで「ベビーピナクル 5.9」を登ってから「No3 ルート」を登る。クラックのサイズがワイドからフィンガーまでと変化に富んでいて面白い。快適にOS。

 

小ハング左凹角ルート 5.10d OS

そして本題のルートに取りつく。ハング直下でやや躊躇するがプロテクションを信頼して進む(一本目はケミカルボルトだしね)。不安定な体勢でアンダーを保持しながら苦しげにカムをを決める。ハングを超えて一息つくがそこからも全身を使うクライミングが展開され内容があって面白い。

お互いに一撃できたので一旦休憩。

 

ロングラン 5.10d 2p OS

長いルートがあるっぽいので偵察に行くとケミカルが打たれたカンテが目に入る。周辺にカムが決まりそうなリスがあるのでレトロトラッドできるんじゃないかとアイデアが膨らむ。一通り想定を話し合って、最上部の木をサミットに設定し登攀開始。

ところが早々にクラックが閉じてボルトルートに合流。再びカムが取れそうなクラックが出現するが既にテラスに到達、ピッチを切る。核心は超えたが上部ピッチもあなどれない。しかも高度が上がるほどに砂っぽくでワイルド。楽しいお気軽マルチだった。

 

コナン 5.9 FL

右壁に移動して少しだけ「スパイダーキッド」を冷やかしてから締めに「コナン 5.9」を登る。極めて快適。

最後に「小ハング右凹角ルート」をビレイして撤収。M坂氏のクライミングがしばらく会わないうちに劇的に安定していてびっくりした。プロテクションの判断もムーブの選択もスムーズで気負いがない。

正面壁の主要なトラッドルートは登れたので次のステップに進みたい。色々選択肢はあるけどやはり花崗岩、昇仙峡かな。

龍神淵

紅葉狩りに行ってきた。行き先は名栗。クライマー的には河又といったほうが通じるかもしんないが、本日の目的は紅葉である。0歳時のアウトドアデビューとして奥武蔵は便利が良い。クライミングなんつう野蛮なアクティビティが行われているとはニワカには信じられない。

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とはいえ名栗湖湖岸は針葉樹主体の植林地帯。昇仙峡や瑞牆・小川山のような真っ赤な紅葉ではない。もう少し植生に多様性を残して営林してくれたらなーと思う。

 

 

とりあえず有間渓谷を詰め「龍神淵」まであがる。釜の手前にベースを作ってコーヒを入れようと思ったらライターを忘れたことが判明。コーヒどころかラーメンも喰えない。しょうがないので予定を変更して岩登りなどで時間を潰す。

 

龍神淵

 

釜を成す見事なスラブを登る。木の枝と落ち葉により沢登りの亜種みたいなクライミングになる。上から掃除もできるがこういうのはあるがまま登るのがいいんじゃないかな。全力で木を掴みまくったが完登を主張しておく。既登かもしれないが初登ならそのまま「龍神淵」と呼びたい。

 

水龍

 

それから釜の手前にある前傾ボルダー。SDにうってつけな顕著なガバからスタートを試みるがどう考えても初段以上。ってことでスタンドでトライ。足切れ全開だがなんとか完登。もっと合理的なムーブがあると思うが体感2級くらい。ジムナスティックな好課題だった。

ちなみにSDで登れたら鳳師と名付けたい。(大局将棋で水龍の成駒が鳳師なんだと)

 

ニジマス

撤収後、ラーメンの代わりにマス釣場で塩焼きを頂いて帰宅。里山とか川で遊びつつ岩も登れる奥武蔵は子連れクライマーの強い味方なんじゃないかな。全力を出しきるようなクライミングは難しいけど色々と工夫次第で楽しめるはず。

スラブ三昧

 

三連休の初日だけ瑞牆山ボルダーへ行った。4時ちょうどにソーメイを起こして4時半にINOさんと待ち合わせ。朝の空気が随分冷たくなりました。

普段より一時間早いけど交通量が多い。こいつを見越して出発を早めたINO氏は慧眼たるやマジリスペクトである。ソーメイは韮崎のコンビニに到着するまで熟睡。

 

童子岩

とりあえずアップ。パリッパリの花崗岩を期待していたがヤヤ湿っぽい。適当にスラブを登ってトポにはない「ナツメの花」と「小藪の細道」の間に位置するスラブラインを登る。割りと良いラインだった。1000夫妻とスラビスタが合流して談笑。

ソーメイは6歳くらいの頃にトライした「ナツメの花」をRP。よくできました。

 

十六夜セション

最近スラブの楽しさを多少なりとも理解できるようになってきたのでINOさんとセッション。以前は「スラブ?なにそれおいしいの?」って態度でしたが変わり身の早さには定評があります。

じっくりムーブを考えよう…とか思ってたけど他のパーティもいるとサクッと核心まで解決。いや、けどこれ「解決」って呼んでいいのかな…ムーブをコピーしただけって感じが…

ま、核心ムーブ起こせなかったからいいか(何が

ソーメイと周辺のボルダーで自由に遊ぶ。

 

山梨市エリア

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山形県エリアからパノラマコース(大面岩アプローチ)を200mくらい辿り左手から入る小沢を詰めるエリア。この呼び方は定着してるんだろうか。そもそも「山形県エリア」って名前からして…いや、言うまい。

ラーメンを食べつつ周囲のスラブを触る。山形県エリアより更に湿っぽいが気付かないフリだ。簡単なヤツをいくつか登って難しそうなヤツにトライ。スタートのムーブがなかなか良い。中間部から上部にかけては指力と精神力が問われる。何とか粘ってレッドポイント。

ソーメイはムーブを修正しながらスラブにマシンガントライ。指皮が減らないので思う存分撃てるのが良いらしい。完登はできなかったが今までで一番楽しかったとか。登れなくても楽しいって、お前、それ、クライマーじゃね?

 

水晶スラブ

少し上がって綺麗な水晶が生えているスラブを登る。

中央のスラブラインは快適。

左のスラブはのっぺりしたフリクション系。

ちなみに落ちると足がなくなります。

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夕方頃に再び山形県エリア(ややこしいな)にもどって「インドラ」を初トライ。初手から悪い。体幹もヨレてるんで早々に撤収。こいつはフレッシュな時に再訪したいな。