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鷹見岩南山稜

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カサEさんと鷹見岩南山稜を登った。当初は鷹見岩ー大日岩ー五丈岩をオープンビバーグを交えて継続する、という野心的なプランだったが天気やらなんやらで日帰りにダウンサイジング。とは言え山っぽいクライミングができてめっちゃよかった。

 

アプローチ

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瑞牆山荘から富士見平小屋を経て鷹見岩分岐まで。およそ1時間。カンマンボロン、大面岩、小面岩を真南から望む。新鮮なアングル。

鷹見岩のコルから右斜面に下る想定だが、不明瞭なので偵察。鷹見岩岩頭までハイクアップして他に選択肢がなさそうなので、コルから右斜面に降る。100m-200m下った辺りでケルンを確認。確信を得て進む。一般登山者の道迷いを防ぐため、あえて分岐付近は不明瞭にしてるのかな?

 

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取り付きの洞窟まで予想より下りが長い。およそ40分。トレースが薄くなるとケルンが現れるので迷うことはなさそう。

 

1ピッチ 5.10

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11:20から登攀開始。カサEリードでスタート。洞窟内は湿っぽいが濡れてはいない。おそらくコンディションは良さげ。1ピッチ目としては辛そうなムーブを抜けていく。

フォローはこれまた大変。バックパックが挟まって身動きがとれない。心拍数急上昇。終了点への胎内くぐりを土下座ムーブで抜ける個性的なピッチだった。

 

2ピッチ 5.10

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空へと続くような凹角ハンドクラックをパワフルに登っていく。めちゃくちゃ快適…と思っていると、おや?カム少なくないスか?振り返ると遥か足元にちょっと多めにカムが決まっている。残り4-5m。クライムダウンできなくもないが危うい。余った#3を真横にゴリ押しで決め、なけなしの#0.4を慎重にセット。ガバとはいえ緊張感のあるランナウトをこなす。

小テラスに這い上がりほっとするのも束の間、その先のスラブも手強い。むしろグレードはスラブにつけられている気がする。体感5.10bから5.10cかな。もっといいムーブがあるのかもしれない。なんとか押し切ってOSを達成。

このピッチだけでも十分な価値がある三つ星ピッチだった。控えめに言って最高。

 

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photo by kasai

 

3ピッチ 5.8

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脆い出だしから張り出したアンダークラックをたどる。簡単だけどこれまたバックパックがつっかえる。

 

4ピッチ 5.7

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簡単なチムニーを超えて岩綾歩き。このピッチはコンテで通過。右手に大日岩を望む。

 

5ピッチ 5.10-

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ハイライトとなるピッチ。序盤のトラバースでまごつくがとりあえず抜ける。チムニーを渡ってからは快適。最後のワンポイントがバランシーで面白い。壁が寝ているので高度感はあまり感じなかった。

 

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5,6ピッチ全景

 

6ピッチ 5.10-

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photo by kasai

 

最終ピッチ。雨雲に焦りつつスタート。絶妙な感覚でホールドがつながっていく。ボルトがなかったら相当頭を使っただろう。ルートファインディングが楽しいピッチだった。雨に降られることもなく一坪テラスへ。

[追記] インシデントレポート

このピッチで1ピン目のドローが脱落した(上記写真でドローのかかっていないハンガーが確認できる)。
原因は以下と考えられる。

  • ドローを上下逆に設置したため、ハンガー側のビナが回転防止ラバー付きだった
  • トラーバースによるロープの流れでドローが回転
  • 2ピン目クリップ時のたぐりよせでゲートがハンガーに接触して脱落

2ピン目でたぐり落ちた場合、スラブとはいえ墜落係数は1を超える。重大事故となったかもしれない。
改善策は以下。

  • ドローをギアラックにセットする際、上下確認を行う
  • ドローをハンガーにセットする際、上下確認を行う

特にギアラックにセットするときはあまり意識していない気もする。ダブルチェックが好ましいが現実的にどこまでできるか…

badclipドローが上下逆にセットされている

 

7ピッチ 5.10(?)

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photo by kasai

 

おまけその1。岩綾歩きを経て10mほどの垂壁に出る。トポに書かれているラインを雑に探して取り付く。脆い凹角から薄被りへ…薄被りとか書いてたっけ?

剥離しそうなホールドをテストしながら抜けていく。思ったより傾斜を食らう。被りを抜けると多少安定するが表面の粒子は相変わらずボロボロ。抜けが読めないが#2を決めて突っ込む。登れてよかった。

 

8ピッチ 5.8

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おまけその2。更に岩綾歩きを経てヘッドウォール(と呼んでみたい)直下の左上クラック。抜けると正に岩頭。気持ちよいフィナーレを迎える。

 

Stats

  • 瑞牆 山荘 8:40
  • 鷹見岩分岐 9:45
  • 下降 開始 10:20
  • 取り 付き 11:00
  • 登攀 開始 11:20
  • 一坪テラス 15:10
  • 鷹見岩岩頭 16:30

 

summer high

6月から8末にかけて、いわゆるオフシーズンにのぼったやつあれこれ。

不動沢下のハング課題

初めてトライしたのはちょうど2年前。スタートから数手がムーブがあり面白い。しかし落ちまくったのは最後の一手という辛いパターン。この日は初めてのナイトボルダーだったわけですがランタンの灯の下、ワントライ目で登れた。いい課題だった。

メメクラック

ねじねじの岩場は4年ぶり。前回来たとき、美しくかつ激ムズそうなクラックがあると思っていたら実は「ねじ式 四段」だったわけで、改めてご対面。まあスタートしかできなかったけどな。4年前は「ねじ式」の前に木が生えていた気がするが伐採されたようで切り株だけが残っていた。ちょっと悲しい気がした。

「ねじ式」を挟んで両隣のトップロープ課題をボルダーでトライする。「メメクラック 5.10b」はフィストパートが湿っていたがハンドとフットジャムをねじ込んで突破。乾いてても結構難しい気がする。充実した。

ねじねじ

「ねじねじ」は快適なフェイスからスラブ。上部にボルトが打ってあるが、設置される前に登りたかったなと。まあ上から落ちたら「イシャはどこだ!」ってなるので理解はするのですが。

ハンドジャム課題

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「私を三倉につれてって」の右となりのワンポイント課題。ハンドジャムを効かせてマッチするのが良い練習になる。濡れてなければ…だが。

瑞牆レイバック

一体何年寝かしたのがもはや不明だが、ようやく「瑞牆レイバック」を登った。ランディングにあった岩ってこんなに小さかったのかと。色々と感慨深かった。

プーシェ & 穴社員

スラビスタとkidsでクジラ岩周辺。名作3級をトライ。プーシェはいい課題だった。OSできなかったけど。穴社員はかろうじてOS。その後ウイスキーボトルの2級とか3級を登ったり…

虹の入江

そして3年ぶりの虹の入江。前日もトライしてみたがどうにも3手目が取れない。スラビスタの足ナビゲーションのおかげでなんとか完登。ありがとうございました。ただ3年は寝かしすぎた感があって、もう少し集中的にトライした方が充実するんじゃないかな。

帰りに「雨月」をトライするとこれが超絶面白い。こいつは長期熟成させずに登りたいと思いました。

瑞牆DEBUT

2歳になったひいさんを連れて瑞牆キャンプへ行った。彼女にとって初の瑞牆だが、GWのロックトリップでキャンプ生活にもロングドライブにも慣れたようで往きの車内では爆睡。

皇帝岩

テン場を設営した後、定番の皇帝岩。とりあえずヴォックのガバにぶら下がる。ソーメイは反対側のカンテラインで遊んでいたが指皮が即効で売り切れてモチベーションだだ下がり。ま、久々の花崗岩だししょうがあるまい。

スラッシュフェイス

昼頃、別行動で上にあがる。ずいぶん久しぶりにスラッシュフェイスと対面。件のランジは小さな発見があったが進展と呼べるかどうかは謎。秋にまた来ようと思う。

組手

M坂マンが「ワンデイ上等」と息巻いていたので合流してokeyさんともども組手。初手のカチが喰い込む。ランジを止めるところまでは繋がったのでそっから先はまた今度。ジムナスティックで楽しい。

杉野カンテ

そして前回一目惚れした杉野カンテへハイクアップ。下部の曲線美は何度やっても楽しい。カンテへ出てから切り返すのか直上するのか3人で協議するも何れのムーブも解決せず。こいつをノーマットソロで登り切った宮下氏には驚嘆せざるを得ない。また手に負えなそうなハイボール見つけたらシレっとサジェストしようと思う。

サザンクロス

翌朝はひいさんが車に乗りたいというのでドライブがてら不動沢最下部。アプローチ0分なのも嬉しい。小さなマントル課題をガンバしつつ大きなポッケ課題をオブザベーション。

気温は高いが岩の状態は悪くなくイケそうな雰囲気。核心はなんというか我慢系?3トライ目で成功。見た目よりはマイルドなハイボールでした。

その後、向かいの前傾ボルダーへ移動するがまたしてもマントル敗退。うーむいい加減登らせてほしい。

チンアナゴ

植樹祭に戻ってお蕎麦食べてトレイルラン装備で大面方面に上がるとミケちゃんと合流。皇帝岩へ向かうというので付いていく。

彼らがフリークエントフライヤーを打つ側で見当違いなアドバイスを飛ばしつつ周辺を散策。

すると美しいスパイヤー状のボルダーを発見。web上で「狆穴子」として紹介されたが最近になって既登だったことが判明したとか。色んな意見があると思うが、こんな良質のラインがトポに載ってないとなると登って紹介したくなるのは無理からぬことだ。初登であろうとなかろうと、岩を見て自らのラインを描いたのであれば良いクライミングだったんじゃないだろうか。その体験や岩との関係性に「狆穴子」という名前を与えたのであれば、そう呼べばいいと思う。少なくともトポに引かれた線をなぞるより、クリエイティブな行為だと僕は思っている。

雷帝

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超絶久しぶりに瑞牆でクライミング・キャンプをした。

ボルダーシーズンはそろそろ終盤って声も聞こえてくるが木々の緑はそれほど濃くなく、気温も15度以下。こりゃ梅雨が来るまで遊べるんじゃねと思いつつ、アップのために猫頭エリアへ行く。

猫頭ントルの右カンテを登って右隣の岩に移動。まだ雪の積もってる時期に少しだけ触った初段を打つべく前に立つと…びしょびしょ。誰だ梅雨までとか言ったやつは。カンテ挟んで左フェイスは乾いていたのでカチ課題を登ってアップ終了。

雷帝

ずいぶん前に2,3時間トライした際、なんとなくムーブはできていたので今日は最適化して繋げるだけ。まあそう考えて上手くいった試しはほぼない。加えて今日は初手のアンダーがどうも湿気っぽい。いや、前回もそうだった気もする。

トーやらヒールをかけてるとなんかいい感じになってきたので初手、二手と繋ぐ。さて、、こっからが本題。足位置をいろいろと調整してデッド。デッドの強度はまあ耐えられるんだが足さばきが辛い。あとはもう気合だな。と思ってたらトーラバーに穴。おい。

ここで上部大丈夫なんかな〜みたいな気分が湧いてきたが、普段エラソーなことを言ってるので探るのはやめて時が満ちるのを待つ。

久しぶりにがっつりシークエンスを脳内再生してスタート。穴の空いたトーラバーも問題なく自分的核心の足さばきをこなしてデッド。止まった。そして上部へ。ちょっと緊張感のあるムーブからガバを捉えてマントルは快適。スラブをゆっくりと上に抜けた。よいクライミングだった。

 

大面岩基部

思いのほか早い時間に登れてしまったので上にあがる。ちなみに完登動画を撮ろうと思って劇打ちするも登れずちょっと凹んだのは内緒だ。

まずは不可視。中間部のムーブが辛かったが探ってるうちにいい解決策を発見。だが最後のポッケが遠い。結局止められずに敗退。なんというか江戸川橋にありそうなカチカチっぷり。

sakuma

それから佐久間の塔の背後にあるケイブ。内部はかなり脆く崩壊しまくってるのでケイブ入り口のカンテ&クラックで遊ぶ。ムーブは難しくないけどヨレまくりでこれまた敗退。マルチのアップにおすすめです。

DKマントル

6時をまわって小雨がぱらついてきたので頃合いとばかりにマントル課題。ヨレっぷりに加えてこのコンディション。これなら登れなくてもしょうがないよねという敗者のメンタリティ全開で取り付くと、どうしたことか2トライで登れてしまった。こいつぁー面白い課題だと完登動画を撮ろうと思って劇打ちするも(略

夕飯はやまにのカンパーニュにカマンベールを焼いて乗せたら至福。

 

ジャイアント・ジャム・サンド

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翌朝は水墨画のような明けの月とともに起床。
朝食はセルジュ・ゲンスブールを聴きながら摂るというエレガントスタイル。
重い体を引きずってM坂マンとOkeyさんについて初めての地獄・リアス式エリアに行く。

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OSで「ジャイアント・ジャム・サンド」に取り付く。最後でちょっと焦ったけど無事完登。ハンドからフィストまで、ムーブも多彩で面白かった。このグレードをOSできる程度にはトラッド能力が残っていたことに安心。

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周囲のクラックを観光しつつ下に降りてM坂Mが「N字クラック」をトライする横で「B1フィンガー」に取り付く。11aのフィンガーなんて分相応だが何事も経験だ。当然早々にテンションが入るが普段やらないハングドック(怖くてカムになんてぶら下がれねーよ)連発でなんとかトップアウト。このグレードのトラッドルートを自分で解決してトップアウトできたことはとても大きな自信になった。まあできればハングドッグなしがいいんだけど。怖いから。

その後は杉野カンテを掃除したり下部だけノーマットでトライしたりして遊んだ。このラインは瑞牆でも屈指の曲線美だと思う。これをいつの日か、ボルダーとして登りたい。

御前岩

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ちょっと前に御前岩に行ってきた。

花崗岩ハイシーズンに突っ込む仲間を見送り、近場の岩場でK井さんと登って「多摩の恵み」を飲むのが本日のミッション。

ちなみにどれくらい前かって言うと一ヶ月前。いやー時間が経つのは早いっすね。(*公開日時は調整してない)

もえぎ6b MOS

岩場に着くとエレファントロックの看板課題は混み合ってるので東面に回り込みアップ開始。

快適そうなコルネをサクサク登るぜ、と思っていたらおや、以外に悪い?いや、ちゃんと探せば良いホールドあるはず。あった、これか…いや、こっちか…?みたいな調子で登ってると結構なパンプ。そういやあ石灰岩ってこんな感じだったな。

落ちたらダセえなとか考えつつとりあえずオンサイト。アップになったんかなコレ。

ななめくじ6c+ MOS

南面に降りてボルダリーなやつを登る。ジムナスティックで面白かった。ちょっとだけ「DAIJA」を冷やかして移動。

ハートブレイク6b+ MOS

お昼を挟んで看板課題に戻る。計画通り午前中に一巡したらしくドローもない状態。意気揚々とマスターオンサイトを狙って取り付く。

快適に高度を挙げつつ中間部でややルートを外れる。冷静に修正してレスト。じっくりラインを読んで核心部を越える。長さ故にパンプの影響が大きいが無事に完登。よいラインをよいタイミングで登れてよかった。

ハルドラ7a MOS

続いて出だしがクラック、上部がハングという一粒で二度美味しそうなラインに取り付く。出だしのクラックはジャミングする必要一切なしだが一応試してみる。エッジが立ってて超絶痛い。

中間部は快適なアプローチという感じ。少しづつ傾斜が強くなりグイグイ登っていく。そこから先は情報無しで登ることをオススメしたいので書かない。良いラインでした。

締めに短いラインを登って終了。

帰りはバスを待つのが微妙な時間なので歩いて駅まで。30分弱くらい。駅前で「多摩の恵み」を買って電車に乗り込む。途中でトイレに行きたくなって下車したのはナイショだ。

長時間露光

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ご無沙汰です。ほそぼそと登っておりますが今年も花崗岩シーズンが到来しました。例年だと指皮のケアと体重のコントロールに苦心する季節ですが、今年はゆる〜く構えています。

クライミングに割ける時間はますます減少傾向で9月以降、ジム4回、岩場4回という感じですがそれなりにパフォーマンスも出て、何より岩は面白いです。

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登りたかった課題も登れて割と満足ですが、もうちょっと課題とがっぷり向かい合う時間も欲しい気もします。

ソーメイもよく登ってます。

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あんな人やこんな人もクラックに目覚めたり

45015586_1853891434724062_8023900675966500864_nphoto by kasai

気になってたラインをトライしてみたり

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そう言えば岩小屋チムニー(発射台のある岩)が最高によいチムニーでした。とりとめないけど今日はこの辺で。

男鹿川 大下沢

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ミケコバと今季二度目の沢遡行。

仕事に忙殺されているミケちゃんのリクエストで「癒やしの沢」をピックアップ。前日段階ではスッカン沢に内定していた。が、当日朝になって「じつは2回行ってるんで、同じ山域のココどうすかね、癒し系っぽいし」という私のゴリ押しによって急遽変更。我々は日光へ向かった。

 

入渓

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入渓してみると水が冷たく水量も豊富。先日の白毛門がぬるかったのとはうってかわってキリっと冷たい。スッカンも冷たかったけどこの山域は水温低めなのかもしれない。

 

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序盤は小滝が続くが驚いたことに次から次に釜が出てくる。なぜかこの日に限って気温が低く、積極的に泳ぐ気に慣れない。しかし水も釜も美しい。

 

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滝はどれも快適に登れる。

 

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ナメも少しばかり出てくる。

 

ヒョングリ滝

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しばらく進むとシケイン状のゴルジュとなり6mヒョングリ滝となる。水量が多く水線突破は困難なので側壁から落口へつなぐ。蛇行具合が秀逸で自然の造形はつくづく面白い。

 

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しばらく平凡な渓相が続くが相変わらず釜は途切れない。

 

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林道が横切りさらに進むと脆そうな柱状節理が現れる。

 

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そしてミニゴルジュ。ここの地形も興味深い。柱状節理から礫礫した地層に明確に変わる。

 

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ゴルジュの奥には礫と滝。

 

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左壁を快適に登る。

 

ハング滝

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しばらく歩くとハング滝。カムがあるので左壁から突破できないか思案するが割と脆そう。リスはあるがブロックごと吹っ飛びそうなので自重。かわりといっちゃなんだけど倒木をトラバースして右岸から高巻く。なお、左岸から巻いたほうがどう考えても容易だが、この倒木をみて渡らないのはクライマーとして如何なものか…とミケが言ってました。

 

赤滝

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そして本日の核心部に到着。まずは左俣の直瀑が出迎えてくれる。

 

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赤滝へは前衛滝側壁を快適にへつりゴルジュから。

 

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ゴルジュ内には9m滝がかかる。ここも水線突破は難しそうなので側壁を登る。ホールドは豊富だが、どれもブロックごと脱落しそうで実にシブい。

中間部でテラスとなり、落口へトラバースするか直登して灌木帯へ抜けるか選択を迫られる。ひと目みてトラバースはないと悟ったので直登に活路を見出す。ちなみにプロテクションはない。探せばカムが入りそうなリスがありそうだが、荷重するとカムがブロックを押し出しそうな雰囲気。

少しでも手荒に扱うと根こそぎぶっこぬけそうな草付きを騙しつつ、5mm程度の生きのいい根っこを掘り起こして数歩進み、しっかりした根っこに到達。いやー充実…じゃなかった癒やされた。

 

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赤滝本滝は20m以上のスケールを感じさせる立派な直瀑でした。キャニオニングの対象としてラッペルすると楽しいのでは。

その後は左俣を少し詰めたところで稜線へと抜け、下山。落ち葉と腐葉土でフカフカした快適な下山ルートでした。

鼻ボルダー

theNOSE 鼻見つけた。鼻にしか見えない。多分初段くらいの鼻 #climbing_pictures_of_instagram

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下山後は鬼怒川の名もないボルダーで遊んでると、またしても自然の造形美に震えました。登りたいなー。

カサブランカ

 

というわけで3年かかってスーパークラッシク課題のひとつ、「カサブランカ」を登りました。

いやー、それにしても充実した。100%出し切ったクライミングでした。ですが嬉しい反面、3年経ってもあんまり上達してないんだなと、現実を突きつけられた気もします。

序盤に至っては濡れてる&ブランクのせいで上達どころか前回よりぎこちない有様。おかげで無駄な力が入って膝が強烈にガクブル。たしかに中間部のフレアワイドパートはこれまでのトライよりも確実に前進することができましたが、ジャミング云々より適切なサイズのシューズで挑んだことが勝因だとおもいます。まあギア選びもクライミングの一部なんですけどね。終盤では奮闘系の様相を呈しながらギリッギリの完登になりました。

ま、見てるほうは楽しかったかもね。次回はパリパリのカサブランカを快適にリピートしたいと思います。

 

ホリデー OS

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早々に充実したので快適そうなやつを登ろうと思って、ベルジュエールの大フレークをスケールダウンしたようなルートに取り付く。トポには「おそろしげなグルーブが…」とか書いてある上に初登は室井&吉川という快適とは程遠い条件が揃ってるのに何故か快適さを求めて取り付く。

果たして出だしから充実感あふれる展開だった。

フレークそのものは足を上げていけばランナウトもなんてことない、快適フレークでした。

 

シルクロード

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最後はM坂マンとスズメ氏に混ぜてもらってめっちゃ久しぶりのボルトルート。ミニマムボルトがかっこいい。ルートの展開もメリハリがあって非常に興味深い。ムーブはだいたい解決したので機会があればまた訪れたい。

天気予報は悲観的な内容だったが、結局雨は降ることなく夕方までガッツリ登って帰りましたとさ。

あ、ハイライトは以下のinstaをぜひご覧ください
 

白毛門沢

 

気が狂ったように熱い東京を抜け出して沢に浸かって来た。行き先は数年来行きたいといってた白毛門沢。メンツは昨年谷急を遡行したミケ&コバ&俺氏のトリオパーティである。

 

入渓

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駐車場から即入渓。堰堤を越えて少し行くと上越の沢らしく開けてくる。予想より水はぬるい。なにせ水上とはいえ最高気温は32度。まあしょうがない。積極的に水に飛び込むスタイルで遡行する。

 

ハナゲの滝

すっ転ぶ姿を見て爆笑するミケ&コバ

 

他のパーティやキャニオニングツアーに出会うことなく「ハナゲの滝」まで。今回はラバーソールを履いてきたのでスメアリング性能を試すには最適。と思ってたらミズゴケを踏んで盛大にすっ転ぶ。

 

優雅に釜を泳ぐミケコバ

優雅に釜を泳ぐミケコバ

「ハナゲの滝」を越えると優しい渓相が続く。釜に飛び込みながら進む。出合いをすぎると小瀧が連続する。できるだけ水線を攻めつつ、一箇所だけロープを出して左岸を登攀。

 

スラブ帯が続く

スラブ帯が続く

タラタラノのセン

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一般的には巻だが登れそうな雰囲気。まあハナから登る気全開なんだが。右壁は逆層に見える上、灌木帯が近いので却下。水流左の凹角から左壁にかけて登攀ラインを見出す。

そしてコバリードにて登攀開始。なんか出だしから悪そう。抜ければ多段テラスだから問題ないだろうと気楽に構えてるとヌメリがひどくて痺れる展開。

 

コバ、魂の登攀

コバ、魂の登攀

プロテクションはカム類を一切受け付けず残置ピトンやらRCボルト。もちろんグサグサに錆びている。

唯一乾いたハングを探るがこちらはホールドに乏しく、結局凹角に入り込む。その後も際どいクライミングで中間部の灌木帯に抜けピッチを切る。

フォローで登ってみたけど予想以上に悪い。コバ氏マジスゲーよ。ちなみに快適な2ピッチ目は私が美味しくいただきました。

 

落ち口から

落ち口から

充実の登攀のあとは癒やしのナメを登って大岩で昼休憩。

 

大岩直下のナメをゆく

大岩直下のナメをゆく

 

トップアウト

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詰めはルートファイティングを少々ミスって壮絶な藪こぎでピークに。下山はこれまた膝にくる登山道をなんとか降りきって無事終了。

帰りにみなかみホルモン亭ってとこによって補給。めっちゃコスパ良かった。大盛りごはんがどう見ても特盛サイズでした。

梅雨前に三峰

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梅雨入り前の三峰詣。ソロなので当然の電車利用。駅からは徒歩30分のアプローチだがバスの乗り継ぎが悪いので歩く。ちなみにバス通りより荒川右岸の林道を歩いたほうが快適。自信をもっておすすめしたい。

もっともこれまで駅から歩いてるクライマーを見たことはない。したがって誰の役に立つ情報かは謎だ。

そもそもエリア自体が閑散としている。いちばん多かったときでも10人に未満だったような… つまりあれだ、控えめに言って最高のエリアである。

涼しいマントル SD 初段

 

到着した時点で湿気がひどくこれっぽっちも涼しくないがトライ開始。前回ヨレて登れていなかったのでサクっと完登したいところ。取り付きは風が抜けて比較的涼しい。早々にスタートするが核心で落ちる。持ち感が悪い。何度かトライするがやはり止まらない。もしかしてとホールド位置をズラすとサクッと止まってそのまま完登。

うーん、これ、前回もヨレて登れなかったんじゃなくてムーブ解決中にホールドを間違って記憶して止まらなくなってたんだろうな。なんというか非常にショッパイ。まあ登れたからいいか。背後の岩の位置もピリリとよいスパイスになってていい課題でした。

ひも

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それから「ひも」に移動。クラックから生えてる木に蜘蛛の巣がびっしりでちょっと怯む。チャドクガの繭だとヤバイなーと思ったけど気合を入れて上裸でトライ。帰宅後背中が痒い気もしたけど多分日焼けだ。間違いない。

リップ直下のスローパーを叩くとことまで前進し、「おや、これはひょっとして今日登れるんじゃ…」とかスケベ心が出始めたあたりで一気のコンディションは下り坂。しかも12時あたりからサンサンと太陽が降り注ぐので次回に持ち越す。

上流部と対岸側とか

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上流部の小ぶりだが被った課題でテキトーに遊んで、ひも対岸にあるハングに回る。アプローチシューズのまま両足を川に突っ込んだのは内緒にしておこう。ハングは近くでみると圧倒的。うかつに手を出せる雰囲気ではないので、足元にあるボルダーの印象的なラインで遊んだ。

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涼しくなったら戻ってきたい。