江戸川橋で512a/bをOSした。OSグレードを文字半分だけ更新。地味に嬉しい。ジムに行かなくてもパンプ耐性をキープする方法がわかってきた気がする。バンザイしてニギニギするだけなんだけど。
— Kappa-Lab.gamiken (@kappaLab) 2017年10月16日
先日、江戸川橋で512a/bをOSした。それまでのOSグレードが5.12aだったので、文字半分だけ更新したことになる。半分とはいえ地味に嬉しい。ついでに5.12cを一回だけトライしてみたがこちらも好感触。ムーブを忘れさえしなければ次で登れそう。5.12cを2tryで完登できたとすれば自分的には快挙である。(ただジムリードって半年に一回くらいしかやんないんだよな)
最近のジム頻度は週一回程度、滞在時間は3時間前後。よく聞かれるのが「それでどうやって調子キープするの?」だが、パンプ耐性や持久系の対策をメモしておく。
バンザイニギニギ運動
このバンザイニギニギ体操、誰に話しても一笑に付されるんだがマジ効果あるんで試して欲しい。アンマくんもどっかでおんなじこと言ってたし。や、ほんとに。
— Kappa-Lab.gamiken (@kappaLab) 2017年10月16日
パンプ耐性向上のため「両腕をバンザイして握ったり開いたりを一定時間行う」というトレーニングを行っている。おおむね週二回くらい、もちろん自宅で。個人的にはわりと効果を感じているのでもう少し補足したい。
動作の注意点
- 呼吸を一定に保つ
- 腕はしっかり伸ばすが肩や胸郭はできるだけ脱力
- パンプしてから2−3分継続する
- 辛くなったらシェイク入れてもいい
- チョークアップライクに腕を下げてもいい
効果と目的意識
- パンプ発生までの時間を長くする
- パンプ発生からパンプ限界点までの時間を長くする
- パンプ発生からの回復時間を短くする
- 持久力向上を目的として最大筋力や保持力の効果は求めない
- パンプしてもプロテクションセットできるメンタルをつくる
- パンプしても次の一手を出すメンタルをつくる
以上、パンプと共に訪れる辛い時間を如何に平穏に過ごすかっていうライフハックでした。特にボルダラは「パンプすると死ぬ病」にかかってる人が多いので(パンプすると一瞬で心折れるとか。自分がその最たる例だった)騙されたと思って試していただきたい。
ジムトレ
ついでにジムに関しても触れておく。ジムでは基本的にボルダーしかやらないが、最後の15分くらいはテキトーに長モノを登る。こちらもパンプしてからが勝負でレスト体勢を挟みながらとにかく粘る。周りからすればいい迷惑だろう。こちらはパンプ耐性向上だけでなくクールダウンにもなってるみたいで翌日の筋肉痛とか疲労感が軽減される。
あ、あといい汗かいて締められるからビールがうまい。
握力とはなにか
握力は「クラッシュ力」「ピンチ力」「ホールド力」の三種類に分類できるそうなんですが、一般的には「クラッシュ力」を意味することが多く、「成人男性の平均握力」っつうとだいたい「クラッシュ力」が出てくる。んでクライミングにおいては重要なのは「ピンチ力」「ホールド力」だと思う
— Kappa-Lab.gamiken (@kappaLab) 2017年10月16日
バンザイニギニギ運動は「クラッシュ力」的な動作となる。理想的には「ホールド力」的な動作でパンプを発生させたいが自宅では難しそう。現状ではパンプ発生の手軽な方法と割り切っているが、いずれは「ホールド力」的な動作によって効率よくトレーニングできるようになりたい。(最大筋力と筋持久力ともに)
ちなみに調べるまで握力が三種類に分類されることなんて知らなかった。もしかすると専門的には更に細分化できるのかもしれない。そして同じことは「保持力」や「体幹」など半ばバズワード化してる概念に対しても言えるんじゃないかと思ってる。