鳳来峡デビュー

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つよぽんパイセンにお誘いいただいてMetz先生と鳳来峡デビューしてきました。

東名川崎から3時間ちょっと。意外に近いじゃんホーライ。

 

セーラームーン 5.12b ランジ落ち

つよぽんパイセンが「がみけん君ならうまくいけば一撃。ま、うまくいかなくても2撃かな」と心理攻撃を仕掛けてくるので平静を装ってマスタートライ。

アップのつもりでモカシムでスタートしたが早々に後悔。3クリップ目前後でフォール。

そのままムーブを探って前腕がパンパンになりながらも最終クリップまで到達。さて、どーすんだと辺りを見渡す。

ずいぶん上の方にガバ棚らしきエッジが見える。往きの車でランジがどうとか言ってたのはこれのことかと納得するが、てっきり核心は終わってるもんだと勘違いしてたのは内緒。

ランジ体制を作るがホールドが悪くて飛びづらい。なんやかんや調整して無理やり抜ける。

2トライ目はムーブ探りのつもりだが一応RP狙い。当然、そんなイージーなわけはなく3クリップ目を調整してテンテンでランジまで。相変わらずホールドが悪いができるだけ脱力してフンワリランジ。ふわり夢気分に止まる。

何度か飛んで感触をつかむ。「これ、いけるかもなー」と思ったのが甘かった。

つよぽんパイセンのランナウトがボールドな「マジカルライン5.12b」をガンバしたり、Metz先生の美しいムーブに感嘆したりして3トライ目。

追い込まれながらも割とスムースにランジに入って、ハイふんわり。

距離は十分だったが凹凸を捉えられずフォール。非常に惜しかった。だが本当の過ちはここで今一度ホールドをよく見なかったことだった。4トライ目、いやというほど思い知ることとなる。

 

インカットガバは右

再びレスト。つよぽんパイセンが一気に洗練させて「マジカルライン」にあと二手と迫り、Metz先生がしっかりと「セーラームーン」をRPするのを見届けてヨレヨレの4トライ目。

ややムーブを間違えたがランジ直下に入り、苦しいランジを放つ。だが無情にも左手はホールドを保持できなかった。

しばらくブラブラとぶら下がった後、ランジで抜ける。そして止まらなかったガバ棚を改めてしっかりと観察した。そこにはフンワリとキャッチしていた膨らみの右横に大きくえぐれたインカットガバがあった。

 

反省

日曜の疲労が肩まわりと指皮に残っていたことや、最近この手の課題とご無沙汰だったことなど、ネガティブな要因はあれど今回のパーティと岩のコンディションからすると登れたはずの一本だった。

2トライ目の好感触なランジに固執してしまいホールドをよく観察しなかったのが最大の敗因。インカットガバへランジしていれば止まった可能性は高い。

最近ムーブのバラシや最適化はあまり深追いせず、可能な限り未知の部分を残して登りたいと思っている。できればハングドッグに頼ることなくグラウンドアップに近い形で登りたい。そんな思いからビクトリーホールドを触り倒すことはしなかった。

だがビクトリーホールドを触らずとも、しっかりと観察すればムーブやホールディングをイメージすることができたはずだ。今回は端的に言ってサボったつーか手抜きをしちゃったんだな。

もっと気持ちを入れて一本一本に取り組みたいと思いました。

しかし鳳来、次はいつ行けるんだろうか…


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