笠間トリッキー

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最近、自分の中で強傾斜よりスラブ〜薄被りのテクニカル&トリッキーなラインに強く心惹かれております。

そんな訳で今回は和尚くんと笠間。関東有数の心霊スポットたる彼の地ではこれ以上ない強力な助っ人であります。

 

ホップ岩

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前回から1年以上経過しているのでアプローチに不安を抱えつつ車道を下りていくとボルダーを発見。トポと照らし合わせてホップ岩と判明。本当は扇岩に向かいたかったのは内緒だ。

「素直 7級」「ヨイショ 9級」「罠 6級」と簡単だが面白い課題でアップ。花崗岩デビューの和尚くんは足置きの繊細さに驚愕している。いい反応だ。

さらに「ホップ・マントル 6級」「タンコブ 4級」へ。もちろんOS狙いだったが結果2撃。どちらも良い課題だった。

 

ワシントン岩

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笠間っぽい課題をやりたいってことで「ワシントン倶楽部 2級」を触る。スタート、足上げ、リップまではスムーズに進むが抜けられる気配が皆無。

基本的にヨレない課題だから何度でもトライできるが、和尚くんとペチペチとスローパーを叩いては落ちるの繰り返し。時間だけは着々と過ぎていく。

結局ペチペチ輪廻から解脱できないまま移動。

 

石器人岩

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前回宿題になっていた「石器人スラブ中央 初段」を回収すべく気合をいれる。トリッキーなスラブムーブを期待して胸が高鳴る。

足順を思い出すようにトライを繰り返し、少しづつ高度を上げて行く。何度かフォールを繰り返しついにリップ直下まで到達。

と、ここで気がついてしまったがこの課題、トリッキーでもテクニカルでもないのでは…。

細かいエッジに爪を立てるように保持して足を上げ、リップに手を伸ばす。ただそれだけの課題に思える。もちろん丁寧な足置きは必須だが、意外性のある足位置はない。そんなことよりとにかく保持力がモノを言う。少なくとも僕はそう感じた。

居合わせた親切なお姉さんが「コーヒーでもいかが?」と仰るので、コーヒーブレイクの前に1トライを試みる。何度か足を滑らせるがエッジを渾身の指力で保持しリップへ。足が切れるも意地の完登。

後日、左に逃げると2級という情報を得るが断じて「逃げた」つもりはないので気にしないことにした。

お姉さんの煎れてくれたコーヒーは香り高く、美味しかった。本当にごちそうさまでした。

 

ラブ岩

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首尾よく宿題を終わらせ、笠間を代表する課題「ラブタッチ 3級」へと斜面を登る。

まずは和尚くんがスタート。

左カンテとスメアでおもむろに右カンテをはたきに行くが足が抜けてフォール。まだまだ足修行が足りないようだ。いっちょお手本を見せてやるかと俺氏スタート。

だが、バランスが悪い。おかしい、そんなはずは…と右カンテを叩きに行くが同じく足抜けフォール。何一つお手本とはならなかった。

その後二人で止まらない初手をペチペチ。お互い口に出さないが「これ、さっきと同じ展開なんじゃね…」と不安を抱きはじめる。「ひょっとするとラインが間違ってるかも」と見え見えのエクスキューズを入れてYoutubeで確認。もちろんムーブではなくあくまでラインの確認である。

すると、一気に両カンテをハグするようなムーブが飛び込んできた。そのインパクトたるや凄まじく、初登ムーブだとか地ジャンだとかはどうでもよく、ただ純粋に「ラブタッチというからにはこのムーブしかありえない。私もこのムーブで登りたい!」と思わざるをえなかった。

そして、幾度かの熱い抱擁の末、遂に完登。

カンテを止めた後の足位置も非常に笠間的。充実の一本となった。

え、ライン? 正しかったみたいだよ。

 

ベンチ岩

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やや寒くなったので日当たり良好なベンチ岩に移動。穏やかな日差しのもと、「ベンチ岩 10級」「ベンチ岩SD 2級」を登る。「ワシントン倶楽部」と同じグレードとは思えない課題だが被った面白いラインだった。

 

ヒップ岩

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〆は当然のハイボールである。

「アンクラ・スラブ 7級」を登り、「フィスト・クラック 6級」に取り付く。ハンドジャムはバチ効きだが、いかんせん抜けが恐ろしく思い切れない。

和尚くんもハンドジャムに果敢にトライ、初めは意味不明という雰囲気だったが極まると「なんだこりゃ、片手が離せる!」と歓喜。

ジャミングで遊んでいると撤収時間が来てしまったので抜けは諦めて「チョックマン 6級」でチムニークライミングを堪能して終了。

終わってみるとスラブ、垂壁、強傾斜、クラック、チムニー、ハイボールと多彩なクライミングが楽しめた一日だった。笠間、また来たいぜ。

 

 


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