裏御岳

「裏」を冠詞に付ける文化というのは非常に興味深い。茶道や華道が発祥の様な気もするが、厳密なオリジンは何者によるもので、かつ何時からだろうか。地名に「裏」を冠するのは比較的発想しやすいと言えるが、文化や作法に対して「裏」を付けたのは発案者の妙だったと言えるのではないだろうか。

そんな事を思索しながら、本日は裏御岳である。

前日に微熱が出ると言うあまり良いコンディションでは無かったが、とりあえずGo。中央線の電車内で体のだるさを感じながら、爆睡。冒頭の無駄な前置きも微熱のせいかもしれない。つーか爆睡だから思索してないね!

とりあえず初裏御岳なのでトポを見ながら、、、と思ったらトポを自宅に残置してきた事が発覚。やはり微熱のせいだろうか。しかし、百岩アプリでなんとかルートファインディングをこなす。買っててよかったぜ。

エリアに付くと既に48さんと1000さんが座布団岩でアップ。言われるがままに「男一徹3Q」とやらを打つ。意外にも岩肌はひんやり。その後上流面の「クライマー養成ギプス2Q」に移動。全くスタートが成立しない。これも微熱のせい、、ではなく恒例の「アンダースタートするにはフィジカル不足です!」である。というわけでとっとと護岸壁に河岸替え。

ジュリエット 1級

トラバーシーな「ジュリエット1Q」を48さんとトライ。1000さんは完登済みなので「めがね1D」を。とりあえずムーブを解決するが、何となく体幹や前腕の筋動員率が低い。特に連続する寄せで集中力が低い。明かにコンディション不良によるものだろう。繋げてみるがムーブ強度に体が付いて行かないので、最適化する。1Qくらいだと強引に登れる事が多いが、今日はその日ではないようだ。なんとか耐えられるレベルに最適化し無事RP。

直登パートは無名の3Q課題だが、個人的に5本の指に入るほど面白い3Qだと思う。

めがね 初段、撃沈

その後1000さんに合流して「めがね1D」。ランジでスローパーっぽいホールドを取りに行くが中々甘い。試行錯誤の末、ドロップニーでランジを止める事に成功。よもやこの俺がドロップニーでムーブを解決する日が来るとは….熱でもあるんだろうか!(あるんだけどね

これはもしや1Dayしちゃうかも、と色めき立つが、次のカチもよろしくない。足切れから振られてフォール。なんとしても足を残さないとダメだと悟る。そして数トライ後、遂にカチを止める。そしてなんとかリップへ。後はマントル。

マントルが悪いことは事前に分かっていたが、いざ現場となると想像以上にホールドが遠い事が判明。しかし普段なら出せない距離ではない。そう、普段の俺ならばっ!意を決して渾身のデッドを振り絞る!が、多分ヨレヨレのデッドだっただろう。そのままズルズルーとふぉーーーる。このトライで出し尽くしてしまった私に二度目のチャンスは訪れなかった。くっそー!全部熱のせいだ!!

その後はおむすび岩で「ミジララテスタ」を冷やかして終了。

エッジの立ったチャートはやはりJET7よりミウラーのほうが良さそうですな。

 


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