BREW DOG / FLYING DOG

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“Flying Dog” と呼んでいたラインが登れた。

ワンデイで登れるだろうとタカをくくっていたら、核心が予想より悪くてちょっと苦戦。いや、割と苦戦。さらに繋げてくるとリップ取りも悪くてコレまた苦戦。なんだかんだで2,3日を費やすことになった。

久しぶりにひとつの課題とじっくり向かい合った気がする。オンサイトや少ないトライ数で登るのも好きなんだけど、ムーブを練ったりラインを掃除したりするこういうスタイルも楽しすぎる。

ラインは岩の右端からSDでスタート。フック系ムーブを交えてフェイスからカンテをつないでリップに抜ける。上部スラブは草付きにキックステップを決めながら這い上がるワイルド系。ちなみに当初はカンテを使わないラインを夢想していたが、ハードすぎる上に限定臭が漂ってきたのでサラッと忘れることにした。

先人によって登られている可能性は大いにある。

だとしたら、とても嬉しい(スタートが…とか細かいことはどうでもいい)。そしてもし、先人がこのラインに名前を付けていたなら知りたい。ただそれでも、僕はFlying Dogと呼び続けてもいいんじゃないかと思っている。上手く言えないが、そういうクライミングができたんだと自負している。

先に登れたBrew Dogつながりでこの名前にしたが、日本では呑めないクラフトブルワリーの名前だ。いつか手に入れて、この岩の前で呑もう。

 

 

BREW DOG

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こちらは前回も触れたが、見栄えのするラインをダイナミックなムーブで抜けていく良課題。ノーマット、グラウンドアップ、掃除無しで完登。オンサイトとは行かなかったが、非常に良いスタイルで登ることができた。ダイナミックな序盤と、中間部のスパイシーな展開が三ツ星。グレード的にも幅広いクライマーが楽しめる。

なお、ガビガビに錆びたボルトが打たれていたので、ほぼ間違いなく登られているだろう。戌年にあやかってBrew Dogと呼んでいるが便宜的なものだ。だけどやっぱりPUNK IPAは旨い。

ちなみにBrew DogとFlying Dogの間にはまだ2,3本可能性がある。そしてこの岩の中央部、もっとも高いリップへのラインも存在している。ポテンシャルは計り知れない。

 

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ふたご岩の足元にあるルーフ。地ジャンからはじまるオシャレ度の高いライン。ルーフ奥からハードなラインが引けそうだが自分のレベルではまだまだ。ふたご岩本体にも大きなハングがあるがフリーソロというべき高さ。ホールドも乏しくかなりの高グレードが予想される。

少し沢筋に降りると古い時代の石垣と遺鉱のような穴がいくつかある。ちょっと怖い。

 

その他

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亀岩の更に上部、針葉樹林から広葉樹林へ植生が変わったあたりのなだらかな稜線で見つけた。ロケーションは良いんだが、岩は脆い。ファーストトライはホールドが吹っ飛んで岩盤にお尻を痛打。尾てい骨割れなくてよかった。

 

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隣にはかっこいいカンテがあるのだが輪をかけて脆い。

基本的にこのエリアの岩は脆いが、稀に硬い岩が現れる。宝探しのように岩を探して、大切に登りたい。


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