龍神淵

紅葉狩りに行ってきた。行き先は名栗。クライマー的には河又といったほうが通じるかもしんないが、本日の目的は紅葉である。0歳時のアウトドアデビューとして奥武蔵は便利が良い。クライミングなんつう野蛮なアクティビティが行われているとはニワカには信じられない。

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とはいえ名栗湖湖岸は針葉樹主体の植林地帯。昇仙峡や瑞牆・小川山のような真っ赤な紅葉ではない。もう少し植生に多様性を残して営林してくれたらなーと思う。

 

 

とりあえず有間渓谷を詰め「龍神淵」まであがる。釜の手前にベースを作ってコーヒを入れようと思ったらライターを忘れたことが判明。コーヒどころかラーメンも喰えない。しょうがないので予定を変更して岩登りなどで時間を潰す。

 

龍神淵

 

釜を成す見事なスラブを登る。木の枝と落ち葉により沢登りの亜種みたいなクライミングになる。上から掃除もできるがこういうのはあるがまま登るのがいいんじゃないかな。全力で木を掴みまくったが完登を主張しておく。既登かもしれないが初登ならそのまま「龍神淵」と呼びたい。

 

水龍

 

それから釜の手前にある前傾ボルダー。SDにうってつけな顕著なガバからスタートを試みるがどう考えても初段以上。ってことでスタンドでトライ。足切れ全開だがなんとか完登。もっと合理的なムーブがあると思うが体感2級くらい。ジムナスティックな好課題だった。

ちなみにSDで登れたら鳳師と名付けたい。(大局将棋で水龍の成駒が鳳師なんだと)

 

ニジマス

撤収後、ラーメンの代わりにマス釣場で塩焼きを頂いて帰宅。里山とか川で遊びつつ岩も登れる奥武蔵は子連れクライマーの強い味方なんじゃないかな。全力を出しきるようなクライミングは難しいけど色々と工夫次第で楽しめるはず。


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