秋がもうすぐそこまで – キキンバック5.11d FLASH –

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少しづつ秋の気配がする瑞牆へ行った。

最近は調子が良いのか、登りに行くとそれなりに成果がある。体のコンディションに加え、岩場のコンデションも申し分ない。

この季節がもっと続けばいいのだが、秋は短い。植樹祭に着くと予想以上に冷たい空気に驚かされる。迂闊にも用意しなかったアウターをウッチーパイセンから拝借してカサメリへ向かった。

 

軍艦岩

 コロッセオを抜け、初めて軍艦岩を訪れる。「ブラッド・ライン 5.12d」が引かれている尖ったラインが強烈にかっこいい。聞いた話によると核心は最後のマントルだとか。グレード的に歯が立つ相手ではないので、ちかま隊長と隣の11台で遊ぶ。

 

キキンバック5.11d FLASH

 
IMG_3450[あっさりMOSをこなすウッチーパイセン]

 
スラビーで繊細そうな「ゆびきりげんまん 5.11c」に比べてキキンバックは明確な印象。隊長が「ゆびきり」を選択したのであえて「キキン」を選択する。比較的得意系に見えることに加え、ウッチーのMOSトライを見ているのでこれはFLASH狙いで取り付く。

予想通りホールドは明確。部分的に悪くなるが、粘り強くホールドを探し打開してゆく。最上部の小ハング直下には、ご褒美のようなレストポイント。その先は核心が待ち受ける。まるでジムルートのような展開。焦らずパンプが抜けるのを待って、核心へ入る。甘いホールドを耐えてなんとかトップアウト。FLASHグレードを更新。

立て続けにカサメリで成果が出ているが、正直このエリアで成果が出るのはもっと先になると思っていた。しかもFLASHグレード更新とは。やはり岩のコンディションが抜群なのだろうか。

その後、「レマンサル」から遥々遊びにきてくれたH山さんと談笑しつつ「ブラッド・ライン」をお触り。ウッチーがするすると高度を上げていたパートですらテンション無しには抜けられない。最後の核心に至っては突破のイメージすらわかない。そして、けっこう怖い。たった1トライで激しく消耗する。うむ、まだまだ歯が立たないようである。

隊長とトモコさんの「ゆびきり」トライをビレイし、「金のわらじ」に移動。

 

口説けなかったけど脈はあるようだ

 
kinnowaraji

 
前回のトライでムーブは解決済み。あとは繋げるだけの「金のわらじ 5.12a」。

例えるならそう、金のわらじを履いて、年上の女房を見つけたんだけど、口説けなかった、みたいな状態。私はいつまで寸止めされるのでしょうか。

そして、告白タイム一回目。本気シューズNEXXOで向かうが、やっぱスラブには向かないね、この靴。そして核心部でカチを取り損ね、粘ったがフォール。地味に「ブラッド・ライン」のダメージを感じる。血を失いすぎたらしい。

続いて、告白タイム二回目。今度は定番ソリューション。やっぱ花崗岩でこの手の傾斜には最適。核心のカチを止め、クリップもスムーズ。このままいくぜーと思ったところで猛烈にパンプ&ヨレ。隊長が雑なムーブを察して「慎重にーーー!」と応援してくれたが悲しいかな上部のガバを保持できずフォール。っっくっそーーーーーー。

他の課題でヨレたあんたを相手するほど安い女じゃないのよ、的な。すいません、誠意がたりなかったっす。










っお高くとまりやがってっっ

 

 


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