2歳になったひいさんを連れて瑞牆キャンプへ行った。彼女にとって初の瑞牆だが、GWのロックトリップでキャンプ生活にもロングドライブにも慣れたようで往きの車内では爆睡。
皇帝岩
テン場を設営した後、定番の皇帝岩。とりあえずヴォックのガバにぶら下がる。ソーメイは反対側のカンテラインで遊んでいたが指皮が即効で売り切れてモチベーションだだ下がり。ま、久々の花崗岩だししょうがあるまい。
スラッシュフェイス
昼頃、別行動で上にあがる。ずいぶん久しぶりにスラッシュフェイスと対面。件のランジは小さな発見があったが進展と呼べるかどうかは謎。秋にまた来ようと思う。
組手
M坂マンが「ワンデイ上等」と息巻いていたので合流してokeyさんともども組手。初手のカチが喰い込む。ランジを止めるところまでは繋がったのでそっから先はまた今度。ジムナスティックで楽しい。
杉野カンテ
そして前回一目惚れした杉野カンテへハイクアップ。下部の曲線美は何度やっても楽しい。カンテへ出てから切り返すのか直上するのか3人で協議するも何れのムーブも解決せず。こいつをノーマットソロで登り切った宮下氏には驚嘆せざるを得ない。また手に負えなそうなハイボール見つけたらシレっとサジェストしようと思う。
サザンクロス
翌朝はひいさんが車に乗りたいというのでドライブがてら不動沢最下部。アプローチ0分なのも嬉しい。小さなマントル課題をガンバしつつ大きなポッケ課題をオブザベーション。
気温は高いが岩の状態は悪くなくイケそうな雰囲気。核心はなんというか我慢系?3トライ目で成功。見た目よりはマイルドなハイボールでした。
その後、向かいの前傾ボルダーへ移動するがまたしてもマントル敗退。うーむいい加減登らせてほしい。
チンアナゴ
植樹祭に戻ってお蕎麦食べてトレイルラン装備で大面方面に上がるとミケちゃんと合流。皇帝岩へ向かうというので付いていく。
彼らがフリークエントフライヤーを打つ側で見当違いなアドバイスを飛ばしつつ周辺を散策。
すると美しいスパイヤー状のボルダーを発見。web上で「狆穴子」として紹介されたが最近になって既登だったことが判明したとか。色んな意見があると思うが、こんな良質のラインがトポに載ってないとなると登って紹介したくなるのは無理からぬことだ。初登であろうとなかろうと、岩を見て自らのラインを描いたのであれば良いクライミングだったんじゃないだろうか。その体験や岩との関係性に「狆穴子」という名前を与えたのであれば、そう呼べばいいと思う。少なくともトポに引かれた線をなぞるより、クリエイティブな行為だと僕は思っている。