月別アーカイブ: 2017年7月

十一面継続登攀

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調和の幻想とJoyful Momentを継続登攀してきた。天気予報がハッキリしないため不動沢のショートルートで溜飲を下げようとするも未練タラタラっぷりを見かねたSAT6師匠から「マルチ行った方がいいYO!」と言っていただき突撃。快く送り出してくれてた皆様にはこの場を借りて多謝であります。

 

8:00 調和の幻想

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前回は偶数ピッチだったので今回は奇数ピッチ。Mサカ氏とギアチェックして登攀開始。相変わらず1ピッチ目はキツイ。2ピッチ目は前回も湿ってたが今回も湿りがち。3ピッチ目は一瞬ルートファインディングに戸惑ったが無事解決。

 

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4ピッチ目の木登りと変化に富んだフレークスラブをMサカ氏が抜け、最終5ピッチ目のフレアワイド。前回フォローだったのでリードが楽しみで仕方ない。すると期待を裏切らない極上ピッチ。適度なランナウトと快適なムーブ、最後はピリッとOWで〆。改めて素晴らしいルートだと思う。

 

IMG_8015[適度なランナウト]

 

11:30から懸垂開始、12:00ごろ取り付き。大休止を入れて十一面奥壁へとハイクアップ。

 

IMG_7996[ガスに覆われる末端壁]

 

13:30 Joyful Moment

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アプローチで少々迷ったが大きなロスはなく登攀開始。1−2ピッチを繋げて抜ける。本チャンっぽいが岩は硬く快適。

 

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3ピッチ目はMサカ氏が軽快に高度を稼ぐ。時間的に敗退も覚悟していたが杞憂だった。4ピッチ目はリービテーションがバチ効き。なんだけど慣れてないので結局奮闘系となってしまった。5ピッチ目は歩きから少しだけ登攀。

 

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15:10に岩頭へ抜ける。下降路へのクライムダウンも侮れなかった。

 

装備

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今回、装備に幾つかの工夫を凝らした。

まずハイドレーション。この時期は水不足になることが予想されたのでビレイ中の水分補給を確実にこなしたかった。結果、ビレイ中に荷物落下を気にせず適量づつ水分補給が可能になった。水分補給だけではなく心理的負担軽減にも効果的。

次にPASを省いてメインロープでのセルフビレイに切り替えた。以前からカムがPASに引っかかるのを煩わしいと思っていたので、今回思い切って取り除いた。結果、ビレイループ周りがスッキリし、登攀中にカムが引っかかることもなくなった。懸垂下降の時はスリングでカウテールを作って対応。PASは沢やアルパインでは有効だが、岩主体の場合は必要ない気がする。

 

所感

ルート選択が功を奏したようで無理なくマルチピッチ継続を楽しめた。数字的には「2ルート/9ピッチ/最大グレード5.10a」となるだろうか。もう少しアクセントになる要素が欲しい気もするが初回ということを考えれば十分なクライミングだったと思える。

ちなみにアクセントを入れるとなると、ピッチ数15以上とか、5.11aを含めるなど。或は情報の無いピッチを含めるとか、トラッドボルダーを交えるってのも楽しそう。更には沢遡行からの継続とかも良さそう。欲望は尽きない。

乾徳山ハイク&クライム

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最近定番となりつつあるソーメイ&スラビスタとのトリオパーティで乾徳山。前日の雨の影響で湿気ムンムンだったがボルダーもハイキングも楽しかった。

 

太平高原−道満尾根

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太平高原からアプローチ。牧場に家畜は一切いなかったがどういう位置づけなんだろうか。

 

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尾根上のボルダーを偵察しながらすすむ。

 

扇平

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月見岩を登るソーメイ

 

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富士山をバックにカンテラインを登る。

 

苔絨毯スラブ

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サイコーに美しいスラブを見つけるが美しい苔絨毯をまとっている。秋に来てトライしてみたいが、この美しい絨毯をはがして良いんでしょうか。

 

とりあえず裏面のジムなスティックな課題を登る。三ツ星課題だがリップは沢かよってレベルでビショビショ。トップアウトも濡れた苔絨毯のおかげでワイルド。

 

髭剃りチムニー

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今回の目玉、髭剃り岩。チムニーはこれ以上無いくらい快適。スラビスタもご満悦。

 

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ソーメイも挟まってみる。まさかのニーバーサイズ。

 

雨乞い岩

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ハイボールというか若干フリーソロな雰囲気の雨乞い岩。スタートはカンテにあるピンチからガバカチにデッド。快適なムーブ。登山道脇なのでトライする場合はハイカーへの配慮が必要です。

 

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雨乞い岩横のスラブも気になる。これも秋にトライしてみたい。

 

鳳岩

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鳳岩の鎖場はロープをつけて登る。フルボディハーネスもそろそろサイズアウト。

 

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富士山のシルエットを背景に記念撮影して早々に下山。

 

雑感

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というわけで往復4時間くらいのトレッキングで、チムニーとハイボールと薄被りと超簡単なクラックで遊んだ。

これを「アプローチ4時間でノーマットボルダー」と捉えると変態感が半端ないんだけど、「トレッキングしながら見つけたボルダーを楽しむ」と捉えるとカジュアルでいいんじゃないかな。

「アプローチもランディングもクライミングに含まれる」という考え方は割とストイックなスタイルとして受け取られることが多いと思いますが、もっとカジュアルかつ自由なスタイルなんじゃないかなーと。

スポンジみたいに水を含んだ苔スラブを登りながらそんなことを思いました。