夏トレと秋雨

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満を持して小川山ボルダーへ行った。夏の間に研ぎすましたスキルを全力で投入する構えだったが、なんつーかシットリ。一見乾いているように見えた岩肌はほぼ例外なく取り付けば実にシットリ。

分岐岩

「分岐4級」を登って、「中央3級」をトライ。フリクションが低くて辛い。何とか登ったが右に逃げた感があるので快適なときに再挑戦したい。

「MNP」も触るがポッケの中がシットリ。ポッケマッチで右手を甘めに持ちたいがフリクションが低すぎて厳しい。

AIT

石魂に移動して「AIT」をINOさんとトライ。実にフィンガリーな課題。三手目まではなんやかんやで解決したがソコからの足位置が解らない。フリクションも低いし指の負荷も高いのであまり深追いせず。

テンペル・タットル

箸休め的にランジ課題に遊びにいく。初見では絶望的に遠く感じたホールドだったがトライを始めてみると可能性を感じる。ダブルダイノではなく片手を残した立ち上がりムーブでスローパを止めるムーブが面白い。フリクションが良くなれば楽しそう。

犬岩

悪名高い「レイバック9級」を登る。ハイボールという程の高さではないと思うけど初心者には厳しいかな。ワンポイントのスメアにスパイスが効いてました。

そして最後は「虹の入り江」にトライ。足位置を探しながら水平ホールドに手を伸ばすが全く足が極らない。ムロ氏が気合いの完登を見せるが氏のフットホールドとは没交渉。その後INO氏の足位置を参考に微調整を繰り返すと劇的に左足の上げが改善。水平ホールドは捉えられなかったが次回は登れそう。

秋雨前線

というわけで二言目には「フリクション」と言ってたけど面白かった。1000ジェラ夫妻によると「前週より遥かにマシ」とのことだが前週はいったいどんなだったんだ。

改めて感じたがボルダーはルートに比べて湿気やすい。地面から近いからだろう。やっぱ季節とコンディションによってクライミング対象は慎重に選ばないといけない。

一刻も早く秋雨前線の解消を心から願う。

夏トレ

7,8,9月は週2.5ペースで江戸川橋。135,110度の課題を登ったり設定したり。2/3級が2本と2級が1本が登れた。BCTの初段も登れそうなのでそれなりに成長してると思う。右手中指関節にやや痛みがあるのが気になる。

体幹トレーニング系は夏前の1.7倍程度増やした。といってもあくまでもコンディショニングとして。強度ではなく動作時の連動性を意識するイメージ。身体がクリアになる感じでヨガやってるみたいな感覚。(ちゃんとヨガやったことないけど)

昨シーズンあたりからクラックとボテ系フリクションクライミングに傾倒していてスラブやカンテ、スローパーやフレークが大好き。高い足位置を拾って甘いホールドを効かせる動きやプッシュからのアンダー取りとかが楽しい。強傾斜でカチを引きつけフッキングをこねくり回していたのはいつのことだったか…我ながら変われば変わるもんだなーと思っている。(あ、もちろん強傾斜もトウフックも大好きです)


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