見つけた。何を。 …妖精を

OLYMPUS DIGITAL CAMERA[photo by taro inomata]

 

有笠といえば雨。雨といえば有笠。まだ2度目にもかかわらず(しかも雨の日を選んでるってのに)我々は有笠と雨をセットで捉えるようになっていた。だが、止まない雨はない。ついに我々は晴天を捉えた。それは秋晴れに映える3連休の初日だった。

 

緋牡丹博徒 5.12a 2撃

今回も定番フェアリーロックでアップを始める。これまでと大きく異なるのはその乾きっぷり。あの険谷のようなフェアリーロックがこの日ばかりは明るく輝いていた。

おなじみ「パスファインダー5.11b/c」を快適にトップアウトし、タロー君にチェンジ。長らく塩漬けとなっていたS兄貴もサクっとRP。

そして、次に我々が目を向けたのは「緋牡丹博徒 5.12a」

兄貴の「そんなのやってたらルンルンできなくなるんじゃないの?」という大人の意見に対し、「や、ほんのちょっとだけ。ほんのちょっと触るだけだから…」とエクスキューズを入れ、いざMOSトライ。

3クリップ目までをなんとかこなし、消耗しつつも核心に入る。しかしホールドが甘く、傾斜も強いためジックリは探れない。ごっつぁん12として知られているルートだが、やはり簡単には登らせてくれない。最後は気を吐いて手を出したが残念ながらフォール。

ロワーダウンしながらリップ周辺のホールドとムーブを解決、2トライ目でRP。つづいてタローくんもRP。ようやく妖精からご褒美を頂くことに成功。ごっつぁんでした。

 

ルンルンクラブ 入会

IMG_3495

続いて、前回2tensionとなった「ルンルンしんすけ 5.12b」。本日は1ten、いや、RPをキメたいところである。

しかし今回に限って先客はなく、当然ドローも掛かっていない。兄貴の便利ドローを拝借してムーブ確認しながらのドローセット。

しばしレストを挟んで本気トライ。順調に第一核心を抜け、右上クラックをたどる。そのまま、水平クラックに手を伸ばしたが僅かに届かずフォール。ここで落ちるとは思っていなかったが、繋げてくるとムーブが辛くなるようだ。軽くハングドッグを入れて再開、そのままトップアウトしてようやくルンルンクラブ入会となった。

その後、2トライ目で核心直下に至るが、ヨレとビビリでクリップできず。まだまだクリップが下手くそである。一方タローくんは一気に核心のカチを止め、完登かと思わせたがマッチができずフォール。最高のトライを見せた。兄貴も細かな修正を積み上げ2tenへと迫った。

各自、順調に完成度を上げているが、こっからが長いんだよ〜とか言われるのがこのルート。とはいえ、この調子で近いうちにRPしてやるぜ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です