例年より梅雨入りが遅れてるそうですが、瑞牆の森は湿気ムンムンかつヌメヌメフリクション。そんなバッドコンディションにもかかわらず、大面岩下は「べしみ 二段」を触りに行ってきました。パーティーは1000氏、ino氏、そして UEchanga a.k.a スラビスタ。
アプローチ核心など存在しない
パーティから投げかけられる 「べしみまで歩いてどれくらいなの?」という質問を
- 「迷わなかったらすぐ着く」
- 「百鬼夜行いくよりブッシュ少ないから楽勝」
- 「トポで見るより中間部以降は距離感詰まってる」
- 「基本水平移動だから登り少ない」
などど、のらりくらりとかわしながら、雷帝、Rise、青い日、など錚々たる課題を愛でながらべしみに到着。結局50分くらいのハイクアップとなった。うむ、近いもんだ。
満員御礼
べしみに着くと、既に6−7人がトライ。この立地にしてこの賑わいっぷりは驚愕である。とりあえず周辺のシケシケな4Qでアップしてるとチバトレさん登場。あいかわらず爽やかで強々。とにかく岩が湿ってるのでアップも早々にべしみに移動。
厳しいと聞いていた一手目を触ってみると距離感は十分。だが止まらない。やってれば止まるだろうと繰り返すが待てども暮らせど止まらない。早々に1000氏は一手目を止め、ino氏もそれに続く。
若干焦りを感じつつ、一旦流れを変えようとUEchangと「右翼」「左翼」に遊びにいく。トポにも書かれているとおり良い課題。個人的にはカンテを使う「右翼」の方が面白いかも。しかし快適な左翼も捨て難い。
政治的アティチュードを明確にしないまま、べしみにカムバック。程なくして初手を止める。ヒールが外れないように意識するのと、スタート時に岩に入りすぎないようにするのがコツかな。
ino氏は既に上部のバラシにかかっているので急いで合流。中間部のマッチ、スメア、ドロップニーなどキーとなるムーブやホールドを洗い出し、とりあえずできないムーブは無くなったあたりでタイムアップ。結局10時から17時までずっとべしみ。みんな変態すねー(賞賛
玉 2級 RP
1000氏がスラビスタの登りを見たいとのことで〆の皇帝岩。日が長いとはいえ既に6時過ぎ、ホールドが見えずらい上に恐怖核心なこの課題をあさり完登。さすがスラビスタ。続いて僕も完登。久しぶりにオゾンQCの性能を引き出して登れた。めでたく二人揃って三種の神器コンプリート。皇位継承権っすな。
ino氏、1000氏は股関節の硬さからか壁に入れず。
- 「壁だと思うからダメなのかも」
- 「岩と一つになる感覚」
- 「壁に入るっていうより、岩になるっていうか」
と謎の禅問答を繰り返した末、とっぷりと日が暮れたところで本日のクライミングは終了。
定番境川でサンマを食って帰りましたとさ。