自由な発想で面白そうなラインを登った。
初登とか開拓とかってやつじゃなく手元のトポにはないけど登ったら楽しそうなやつを掃除してトライ。なので名前とかグレードは書いてはみるけど「個人の感想です」って塩梅でお願いします。
ちなみに本当は「眠った風」とか「ガルーダ」をがっつり打つ予定だったけどフリクションがね…今年の春シーズンはあっという間に終わっちゃったなーと強く思いました。
おやつのじかん
手始めにキッズ課題。簡単に掃除してトライ。大人だとリップに手が届いてしまうが5−10歳くらいにはちょうどよさそう。
登られた形跡はほぼない、というか大人はやらないだろう。「これ、ショトーなの??」と彼らの鼻息があらいのでハイハイと流していると「おやつのじかん」という名前を付けていた。
ついでに左隣りのラインをトライ。しかしマントルを返せずプロジェクト入り。いつか完成させてくれ。
しめった風
ひとしきりキッズと戯れた後、先住岩に上がって「眠った風」をトライ。到着直後はフリクションは良好。核心ムーブもサクサクとつながる。
しかし時が経つにつれ瞬く間にフリクションは低下。平地からの風が山頂付近でガスになっている。とんだしめった風である。ホールディングが定まらないと痛めている右薬指が不安。案の定スプーンカットで嫌な負荷がかかる。
気合いでピンチ取りまで繋ぐがクロスが出ない。深追いせず終了。
生き仏SD(仮)
先住岩上部にあるルーフクラック「現人神」取り付き付近の岩小屋を登る。SDスタートとして使った棚は上部のルーフとは独立した岩だが気にしない。ジムナスティックなムーブが楽しめるいいライン。マントルも程よい。体感4-5級。
登られた形跡はあまりなさそう。とりあえず「現人神」にちなんで「生き仏」とした。(情報をお持ちの方がいらっしゃればお知らせください)
その隣にランジ課題を見出したが手も足も悪くて敗退。初段以上はありそう。
現人神を見上げるフェイス
なんとなくキジ場っぽい枯葉たまりからスタートするフェイス。潤沢なガバでこれまたジムナスティック。体感5-6級。
こちらはスタートホールドに明確なチョーク跡。割と登られている様子だ。しかし普段とは別の意味で下地が気になる。
他にも可能性が見出せそうなハイボールやスラブが4,5個くらい。また来よう。
ポール・ロビンソン
午後は「ガルーダ」を打ちに阿修羅岩。前回スタートに成功したので今回は初手止め。足位置を修正してごにょごにょしてるとNEXXOを持った物静かな白人男性が現れる。
「お、おれも同じのもってるよ、それいい靴だね!」とか思ってるとよく見るとポール・ロビンソン。そりゃあNEXXO持ってるわけだよ。
なにやらプロモーションで瑞牆に来ているらしく、スタッフの女性が「サインもらいますか?」とアゲアゲで提案してくれるので流れに任せてマイNEXXOにサインしてもらう。
ポールはハンパなく小顔のイケメンであった。
ちなみにガルーダの初手は一瞬止まりそうになった。もうちょっと打ち込んでみたいな。
路傍のクラック
山形県エリアからパノラマコースを辿ると道端にあるクラック。トポにはないけど間違いなく登られてるやつ。ジャミングしなくても登れるけど是が非でもジャムをキメて登りたい。体感は10級くらい。めっちゃ快適。
さらに上部にハイボールなスラブ。こちらも掃除バッチリなので登られてるっぽい。最後の窪みがガバなのかスローパーなのか下からは判断できず。クライムダウンして敗退。
そんなこんなで割と楽しい1日だった。