最近定番となりつつあるソーメイ&スラビスタとのトリオパーティで乾徳山。前日の雨の影響で湿気ムンムンだったがボルダーもハイキングも楽しかった。
太平高原−道満尾根
太平高原からアプローチ。牧場に家畜は一切いなかったがどういう位置づけなんだろうか。
尾根上のボルダーを偵察しながらすすむ。
扇平
月見岩を登るソーメイ
富士山をバックにカンテラインを登る。
苔絨毯スラブ
サイコーに美しいスラブを見つけるが美しい苔絨毯をまとっている。秋に来てトライしてみたいが、この美しい絨毯をはがして良いんでしょうか。
とりあえず裏面のジムなスティックな課題を登る。三ツ星課題だがリップは沢かよってレベルでビショビショ。トップアウトも濡れた苔絨毯のおかげでワイルド。
髭剃りチムニー
今回の目玉、髭剃り岩。チムニーはこれ以上無いくらい快適。スラビスタもご満悦。
ソーメイも挟まってみる。まさかのニーバーサイズ。
雨乞い岩
ハイボールというか若干フリーソロな雰囲気の雨乞い岩。スタートはカンテにあるピンチからガバカチにデッド。快適なムーブ。登山道脇なのでトライする場合はハイカーへの配慮が必要です。
雨乞い岩横のスラブも気になる。これも秋にトライしてみたい。
鳳岩
鳳岩の鎖場はロープをつけて登る。フルボディハーネスもそろそろサイズアウト。
富士山のシルエットを背景に記念撮影して早々に下山。
雑感
というわけで往復4時間くらいのトレッキングで、チムニーとハイボールと薄被りと超簡単なクラックで遊んだ。
これを「アプローチ4時間でノーマットボルダー」と捉えると変態感が半端ないんだけど、「トレッキングしながら見つけたボルダーを楽しむ」と捉えるとカジュアルでいいんじゃないかな。
「アプローチもランディングもクライミングに含まれる」という考え方は割とストイックなスタイルとして受け取られることが多いと思いますが、もっとカジュアルかつ自由なスタイルなんじゃないかなーと。
スポンジみたいに水を含んだ苔スラブを登りながらそんなことを思いました。