梅雨前にショートサーキット5.11bとB1フィンガー5.11aを登った。
どちらも数年前に何度かトライしたのち、とくに執着するわけでもなく放置していた課題だった。
今回も特に強いモチベーションはなく、なんとなく「数年も経ったんだからクラック技術は向上しているはず。きっと快適にRPできるだろう」的な希望的観測以外のなにものでもない気分で岩場に向かった。
まずはショートサーキット。この日はSJパイセンにお付き合いいただく。とりあえずムーブはできるがプロテクションが取れない。結論としては取り付きでキメたらあとは行くだけとなった。これ、数年前と同じ結論なのだが、自信を持って突っ込めるだけ成長したってことですよね。ええ、わかってますとも。セッションでヨレまくっていたがその日最終トライでなんとかRP。実に4年ごし。
つづいてB1フィンガー。この日はマルちゃん。相変わらずシケシケ。このラインがカラリと乾くことなど本当にあるのだろうか。ただこのラインに関してはもうこれ以上引っ張りたくはなかった。なんとしてもこの日登り切るぞという気持ちは強かったように思う。全身のフリクションで凹角に張り付き、ヌメるフィンガーをなんとか耐え、無事2トライ目でRP。なんと5年ごし。
執着していたわけではないが積年の宿題が完結するとフツーに嬉しい。
というわけで、そろそろアレやらないとな